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寿郎社25周年記念セール〈5000円でお好きな本3冊コース〉
¥5,000
●寿郎社の創業25周年を記念いたしまして、ネットストアでの期間限定の謝恩セール商品として〈5000円でお好きな本3冊コース〉をご用意しました。(ほかに〈1万円でお好きな本7冊コース〉〈2万円でお好きな本15冊コース〉もございます。いずれも本のラインナップは同じです) ●本欄左または上に表示されている「〈5000円でお好きな本3冊コース〉選書リスト(1-13ページ)」をクリックして拡大し、対象商品89点の詳細をご確認後、その中からお好きな本3冊を選び、番号をお控えください。価格に関係なくお選びいただけて、代金5000円には消費税・送料(日本国内のみ)が含まれておりますので、大変お得です。(対象商品89点の番号・書名・税込価格を記した「簡易リスト」も本欄末尾に載せてあります。) ●ご購入の本3冊が決まりましたら、本欄の一番下にある「カートに入れる」をクリックしてお申し込みいただき、「お支払い方法を選択」→「メールアドレス」→「お届け先情報」→「お客様情報」→「お支払い方法」→「備考欄」とお進みください。お好きな本3冊をご記入いただく欄は、「備考欄」となります。「備考欄」にご希望の本3冊の番号をご記入ください。(記入例:11、22、33) 「備考欄」へのご記入後、最後に表示される「購入確定」をクリックしたらお申し込みは完了します。 〈対象商品89点の簡易リスト〉 1 上方講談という愉しみ[1540円] 2 知られざる〈学童保育〉の世界[2090円] 3 ヤジと公安警察[1210円] 4 「九九」が言えないまま大人になる子どもたち[770円] 5 芦別[4400円] 6 利尻島から流れ流れて本屋になった[1870円] 7 〈戦争法制〉を許さない北の声[4950円] 8 海のアイヌの丸木舟[2640円] 9 ミャンマーの民主化を求めて[1210円] 10 〈聞き書き〉新しい家族のカタチ[1210円] 11 《農都共生ライフ》がひとを変え、地域を変える[2420円] 12 小さな労働組合 勝つためのコツ[1980円] 13 朝鮮人「徴用工」問題を解きほぐす[2090円] 14 新たな時代の〈日韓連帯〉市民運動[1100円] 15 ペンとミシンとヴァイオリン[1650円] 16 《世界》がここを忘れても[1980円] 17 世界のひきこもり[1980円] 18 だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態[1980円] 19 日本の歩みを強く危惧する[1650円] 20 北海道大学もうひとつのキャンパスマップ[1760円] 21 いわて星日和[1870円] 22 「慰安婦」問題の境界を越えて[880円] 23 アカデミック・ハラスメントの解決[2200円] 24 死ぬまで踊り続ける[1980円] 25 ごまめの歯ぎしり[2860円] 26 青函連絡船をめぐる僕たちのたたかい[1870円] 27 ダメなものはダメと言える《憲法力》を身につける[1100円] 28 〈ルポ〉かわいい![1980円] 29 レディが群れに帰るまで[1540円] 30 ハンセン病[2200円] 31 ラブ&ピース[1650円] 32 朝日新聞の夕張報道全記録1[3520円] 33 朝日新聞の夕張報道全記録2[2420円] 34 ノグンリ虐殺事件[3300円] 35 平壌からの手紙[1650円] 36 狂牛病の黙示録[2200円] 37 アイヌモシリ【静かな大地=北海道】に生きて[2860円] 38 シャクシャインの戦い[2750円] 39 ウレシパ物語[1870円] 40 まつろはぬもの[3080円] 41 フチの伝えるこころ[2750円] 42 近現代アイヌ文学史論[3190円] 43 永久保秀二郎の『アイヌ語雑録』をひもとく[2860円] 44 朝鮮人とアイヌ民族の歴史的つながり[2420円] 45 アイヌの法的地位と国の不正義[1980円] 46 アイヌ文化の実践[3300円] 47 アイヌ文化の実践[3850円] 48 文政四年の激震〈相馬大作事件〉[2530円] 49 古文書が伝える北海道の仰天秘話51[1980円] 50 月と蛇と縄文人[1980円] 51 北の学芸員とっておきの《お宝ばなし》[1650円] 52 [改訂版]かえりみる日本近代史とその負の遺産[2420円] 53 悲運のアンギャン公爵[2860円] 54 被曝インフォデミック[1210円] 55 北海道電力〈泊原発〉の問題は何か[1760円] 56 大間原発と日本の未来[2090円] 57 〈ルポ〉原発はやめられる[1870円] 58 泊原発とがん[770円] 59 低周波音被害を追って[2090円] 60 ビーツ! ビーツ! ビーツ![1650円] 61 ふぞろいなキューリと地上の卵[1650円] 62 草地と語る[2750円] 63 北海道の守り方[1540円] 64 農村へ出かけよう[1100円] 65 がんの「語り」[2420円] 66 中皮腫とともに生きる[2200円] 67 北海道でがんとともに生きる[2200円] 68 精神保健福祉の実践[2200円] 69 ふまねっと運動のすすめ[2200円] 70 ハッピーライフ【サイン本】[1650円] 71 ぐうたら旅日記【サイン本】[1430円] 72 終わりなきタルコフスキー[2860円] 73 「銀河鉄道の夜」の謎を解く[1980円] 74 眠りなき夜明け[1760円] 75 反ヘイト・反新自由主義の批評精神[2200円] 76 〈物語る脳〉の世界[2750円] 77 廃材もらって小屋でもつくるか[2200円] 78 難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた[1870円] 79 谷間のゆり 夕張[1650円] 80 大地のうた 富良野[1650円] 81 北海道の駅舎(下)[2200円] 82 絵描きお遍路さんのポストカード集1[748円] 83 絵描きお遍路さんのポストカード集2[748円] 84 絵描きお遍路さんのポストカード集3[748円] 85 絵描きお遍路さんのポストカード集4[748円] 86 絵描きお遍路さんのポストカード集5[748円] 87 絵描きお遍路さんのポストカード集6[748円] 88 絵描きお遍路さんのポストカード集7[748円] 89 絵描きお遍路さんのポストカード集8[748円]
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寿郎社25周年記念セール〈1万円でお好きな本7冊コース〉
¥10,000
●寿郎社の創業25周年を記念いたしまして、ネットストアでの期間限定の謝恩セール商品として〈1万円でお好きな本7冊コース〉をご用意しました。(ほかに〈5000円でお好きな本3冊コース〉〈2万円でお好きな本15冊コース〉もございます。いずれも本のラインナップは同じです) ●本欄左または上に表示されている「〈1万円でお好きな本7冊コース〉選書リスト(1-13ページ)」をクリックして拡大し、対象商品89点の詳細をご確認後、その中からお好きな本7冊を選び、番号をお控えください。価格に関係なくお選びいただけて、代金1万円には消費税・送料(日本国内のみ)が含まれておりますので、大変お得です。(対象商品89点の番号・書名・税込価格を記した「簡易リスト」も本欄末尾に載せてあります。) ●ご購入の本7冊が決まりましたら、本欄の一番下にある「カートに入れる」をクリックしてお申し込みいただき、「お支払い方法を選択」→「メールアドレス」→「お届け先情報」→「お客様情報」→「お支払い方法」→「備考欄」とお進みください。お好きな本7冊をご記入いただく欄は、「備考欄」となります。「備考欄」にご希望の本7冊の番号をご記入ください。(記入例:11、22、33、44、55、66、77) 「備考欄」へのご記入後、最後に表示される「購入確定」をクリックしたらお申し込みは完了します。 〈対象商品89点の簡易リスト〉 1 上方講談という愉しみ[1540円] 2 知られざる〈学童保育〉の世界[2090円] 3 ヤジと公安警察[1210円] 4 「九九」が言えないまま大人になる子どもたち[770円] 5 芦別[4400円] 6 利尻島から流れ流れて本屋になった[1870円] 7 〈戦争法制〉を許さない北の声[4950円] 8 海のアイヌの丸木舟[2640円] 9 ミャンマーの民主化を求めて[1210円] 10 〈聞き書き〉新しい家族のカタチ[1210円] 11 《農都共生ライフ》がひとを変え、地域を変える[2420円] 12 小さな労働組合 勝つためのコツ[1980円] 13 朝鮮人「徴用工」問題を解きほぐす[2090円] 14 新たな時代の〈日韓連帯〉市民運動[1100円] 15 ペンとミシンとヴァイオリン[1650円] 16 《世界》がここを忘れても[1980円] 17 世界のひきこもり[1980円] 18 だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態[1980円] 19 日本の歩みを強く危惧する[1650円] 20 北海道大学もうひとつのキャンパスマップ[1760円] 21 いわて星日和[1870円] 22 「慰安婦」問題の境界を越えて[880円] 23 アカデミック・ハラスメントの解決[2200円] 24 死ぬまで踊り続ける[1980円] 25 ごまめの歯ぎしり[2860円] 26 青函連絡船をめぐる僕たちのたたかい[1870円] 27 ダメなものはダメと言える《憲法力》を身につける[1100円] 28 〈ルポ〉かわいい![1980円] 29 レディが群れに帰るまで[1540円] 30 ハンセン病[2200円] 31 ラブ&ピース[1650円] 32 朝日新聞の夕張報道全記録1[3520円] 33 朝日新聞の夕張報道全記録2[2420円] 34 ノグンリ虐殺事件[3300円] 35 平壌からの手紙[1650円] 36 狂牛病の黙示録[2200円] 37 アイヌモシリ【静かな大地=北海道】に生きて[2860円] 38 シャクシャインの戦い[2750円] 39 ウレシパ物語[1870円] 40 まつろはぬもの[3080円] 41 フチの伝えるこころ[2750円] 42 近現代アイヌ文学史論[3190円] 43 永久保秀二郎の『アイヌ語雑録』をひもとく[2860円] 44 朝鮮人とアイヌ民族の歴史的つながり[2420円] 45 アイヌの法的地位と国の不正義[1980円] 46 アイヌ文化の実践[3300円] 47 アイヌ文化の実践[3850円] 48 文政四年の激震〈相馬大作事件〉[2530円] 49 古文書が伝える北海道の仰天秘話51[1980円] 50 月と蛇と縄文人[1980円] 51 北の学芸員とっておきの《お宝ばなし》[1650円] 52 [改訂版]かえりみる日本近代史とその負の遺産[2420円] 53 悲運のアンギャン公爵[2860円] 54 被曝インフォデミック[1210円] 55 北海道電力〈泊原発〉の問題は何か[1760円] 56 大間原発と日本の未来[2090円] 57 〈ルポ〉原発はやめられる[1870円] 58 泊原発とがん[770円] 59 低周波音被害を追って[2090円] 60 ビーツ! ビーツ! ビーツ![1650円] 61 ふぞろいなキューリと地上の卵[1650円] 62 草地と語る[2750円] 63 北海道の守り方[1540円] 64 農村へ出かけよう[1100円] 65 がんの「語り」[2420円] 66 中皮腫とともに生きる[2200円] 67 北海道でがんとともに生きる[2200円] 68 精神保健福祉の実践[2200円] 69 ふまねっと運動のすすめ[2200円] 70 ハッピーライフ【サイン本】[1650円] 71 ぐうたら旅日記【サイン本】[1430円] 72 終わりなきタルコフスキー[2860円] 73 「銀河鉄道の夜」の謎を解く[1980円] 74 眠りなき夜明け[1760円] 75 反ヘイト・反新自由主義の批評精神[2200円] 76 〈物語る脳〉の世界[2750円] 77 廃材もらって小屋でもつくるか[2200円] 78 難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた[1870円] 79 谷間のゆり 夕張[1650円] 80 大地のうた 富良野[1650円] 81 北海道の駅舎(下)[2200円] 82 絵描きお遍路さんのポストカード集1[748円] 83 絵描きお遍路さんのポストカード集2[748円] 84 絵描きお遍路さんのポストカード集3[748円] 85 絵描きお遍路さんのポストカード集4[748円] 86 絵描きお遍路さんのポストカード集5[748円] 87 絵描きお遍路さんのポストカード集6[748円] 88 絵描きお遍路さんのポストカード集7[748円] 89 絵描きお遍路さんのポストカード集8[748円]
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寿郎社25周年記念セール〈2万円でお好きな本15冊コース〉
¥20,000
●寿郎社の創業25周年を記念いたしまして、ネットストアでの期間限定の謝恩セール商品として〈2万円でお好きな本15冊コース〉をご用意しました。(ほかに〈5000円でお好きな本3冊コース〉〈1万円でお好きな本7冊コース〉もございます。いずれも本のラインナップは同じです) ●本欄左または上に表示されている「〈2万円でお好きな本15冊コース〉選書リスト(1-13ページ)」をクリックして拡大し、対象商品89点の詳細をご確認後、その中からお好きな本15冊を選び、番号をお控えください。価格に関係なくお選びいただけて、代金2万円には消費税・送料(日本国内のみ)が含まれておりますので、大変お得です。(対象商品89点の番号・書名・税込価格を記した「簡易リスト」も本欄末尾に載せてあります。) ●ご購入の本15冊が決まりましたら、本欄の一番下にある「カートに入れる」をクリックしてお申し込みいただき、「お支払い方法を選択」→「メールアドレス」→「お届け先情報」→「お客様情報」→「お支払い方法」→「備考欄」とお進みください。お好きな本15冊をご記入いただく欄は、「備考欄」となります。「備考欄」にご希望の本15冊の番号をご記入ください。(記入例:1、2、3、4、5、6、7、8、11、22、33、44、55、66、77) 「備考欄」へのご記入後、最後に表示される「購入確定」をクリックしたらお申し込みは完了します。 〈対象商品89点の簡易リスト〉 1 上方講談という愉しみ[1540円] 2 知られざる〈学童保育〉の世界[2090円] 3 ヤジと公安警察[1210円] 4 「九九」が言えないまま大人になる子どもたち[770円] 5 芦別[4400円] 6 利尻島から流れ流れて本屋になった[1870円] 7 〈戦争法制〉を許さない北の声[4950円] 8 海のアイヌの丸木舟[2640円] 9 ミャンマーの民主化を求めて[1210円] 10 〈聞き書き〉新しい家族のカタチ[1210円] 11 《農都共生ライフ》がひとを変え、地域を変える[2420円] 12 小さな労働組合 勝つためのコツ[1980円] 13 朝鮮人「徴用工」問題を解きほぐす[2090円] 14 新たな時代の〈日韓連帯〉市民運動[1100円] 15 ペンとミシンとヴァイオリン[1650円] 16 《世界》がここを忘れても[1980円] 17 世界のひきこもり[1980円] 18 だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態[1980円] 19 日本の歩みを強く危惧する[1650円] 20 北海道大学もうひとつのキャンパスマップ[1760円] 21 いわて星日和[1870円] 22 「慰安婦」問題の境界を越えて[880円] 23 アカデミック・ハラスメントの解決[2200円] 24 死ぬまで踊り続ける[1980円] 25 ごまめの歯ぎしり[2860円] 26 青函連絡船をめぐる僕たちのたたかい[1870円] 27 ダメなものはダメと言える《憲法力》を身につける[1100円] 28 〈ルポ〉かわいい![1980円] 29 レディが群れに帰るまで[1540円] 30 ハンセン病[2200円] 31 ラブ&ピース[1650円] 32 朝日新聞の夕張報道全記録1[3520円] 33 朝日新聞の夕張報道全記録2[2420円] 34 ノグンリ虐殺事件[3300円] 35 平壌からの手紙[1650円] 36 狂牛病の黙示録[2200円] 37 アイヌモシリ【静かな大地=北海道】に生きて[2860円] 38 シャクシャインの戦い[2750円] 39 ウレシパ物語[1870円] 40 まつろはぬもの[3080円] 41 フチの伝えるこころ[2750円] 42 近現代アイヌ文学史論[3190円] 43 永久保秀二郎の『アイヌ語雑録』をひもとく[2860円] 44 朝鮮人とアイヌ民族の歴史的つながり[2420円] 45 アイヌの法的地位と国の不正義[1980円] 46 アイヌ文化の実践[3300円] 47 アイヌ文化の実践[3850円] 48 文政四年の激震〈相馬大作事件〉[2530円] 49 古文書が伝える北海道の仰天秘話51[1980円] 50 月と蛇と縄文人[1980円] 51 北の学芸員とっておきの《お宝ばなし》[1650円] 52 [改訂版]かえりみる日本近代史とその負の遺産[2420円] 53 悲運のアンギャン公爵[2860円] 54 被曝インフォデミック[1210円] 55 北海道電力〈泊原発〉の問題は何か[1760円] 56 大間原発と日本の未来[2090円] 57 〈ルポ〉原発はやめられる[1870円] 58 泊原発とがん[770円] 59 低周波音被害を追って[2090円] 60 ビーツ! ビーツ! ビーツ![1650円] 61 ふぞろいなキューリと地上の卵[1650円] 62 草地と語る[2750円] 63 北海道の守り方[1540円] 64 農村へ出かけよう[1100円] 65 がんの「語り」[2420円] 66 中皮腫とともに生きる[2200円] 67 北海道でがんとともに生きる[2200円] 68 精神保健福祉の実践[2200円] 69 ふまねっと運動のすすめ[2200円] 70 ハッピーライフ【サイン本】[1650円] 71 ぐうたら旅日記【サイン本】[1430円] 72 終わりなきタルコフスキー[2860円] 73 「銀河鉄道の夜」の謎を解く[1980円] 74 眠りなき夜明け[1760円] 75 反ヘイト・反新自由主義の批評精神[2200円] 76 〈物語る脳〉の世界[2750円] 77 廃材もらって小屋でもつくるか[2200円] 78 難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた[1870円] 79 谷間のゆり 夕張[1650円] 80 大地のうた 富良野[1650円] 81 北海道の駅舎(下)[2200円] 82 絵描きお遍路さんのポストカード集1[748円] 83 絵描きお遍路さんのポストカード集2[748円] 84 絵描きお遍路さんのポストカード集3[748円] 85 絵描きお遍路さんのポストカード集4[748円] 86 絵描きお遍路さんのポストカード集5[748円] 87 絵描きお遍路さんのポストカード集6[748円] 88 絵描きお遍路さんのポストカード集7[748円] 89 絵描きお遍路さんのポストカード集8[748円]
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上方講談という愉しみ——三代目旭堂南陵が守り伝えた話芸の世界へ
¥1,540
東京の講談とはビミョーにちがう、笑いあり涙ありサスペンスありの上方講談。昭和40年代にたった一人になっても上方講談の火を消さなかった三代目旭堂南陵の直弟子と孫弟子たちが師から受け継いだ戦記物・世話物を書き起こしたオモシロ上方講談読本。旭堂南海による学術的価値の高い「上方講談の来歴」も収録。 なみはや講談協会編 2024年8月下旬刊 A5判/並製/150頁 定価:本体1400円+税 ISBN978-4-909281-62-3 C0076 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〔目次より〕 Ⅰ 三代目旭堂南陵と上方講談 三代目旭堂南陵 ――水戸黄門漫遊記より「矢の根八幡宮の由来」 上方講談の来歴――旭堂南海 三代目南陵の小南陵時代の随筆より ――「最後の講談定席」 Ⅱ 三代目南陵が守り伝えた話芸 [第1席]旭堂一海 ――太平記より「楠木の泣き男」 一海の講釈の講釈 [第2席]旭堂鱗林 ――赤穂義士銘々伝より「赤垣の婿入り」 鱗林の講釈の講釈 [第3席]旭堂南湖 ――寛政力士伝より「雷電の初相撲」 南湖の講釈の講釈 [第4席]旭堂南海 ――太閤記より「三日普請」 南海の講釈の講釈 [第5席]旭堂南華 ――難波戦記より「淀君の威勢」 南華の講釈の講釈 [第6席]旭堂南北 ――太閤記より「天王山の取りやり」 南北の講釈の講釈 [第7席]旭堂南鱗――善悪二筋道 南鱗の講釈の講釈 Ⅲ 師・三代目南陵を語る――直弟子と孫弟子、六人による座談会 三代目南陵の直筆色紙 三代目南陵年譜 なみはや講談協会とは―― 上方講談師・三代目旭堂南陵の直弟子らで2017年に旭堂南鱗を会長として発足した上方講談師の団体です。2023年に一般社団法人化、南鱗が名誉会長に旭堂南華が会長となりました。二人のほか会員は旭堂南北、旭堂南海、旭堂南湖、旭堂鱗林、旭堂一海。いずれも三代目南陵から受け継いだ芸と志を大切にしながら上方講談の新たな可能性を拓くために日夜精進しています。 ※この商品は8月下旬に発売します。それまでにご注文いただいた方には、発売次第、順次商品をお届けしますのでご了承ください。
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知られざる〈学童保育〉の世界——問題だらけの〝社会インフラ〟
¥2,090
「小一の壁」だけではない ギュウギュウ詰めの子どもたち、結婚をあきらめるワーキングプアの職員、「学童ガチャ」で苦しむ親子、補助金ビジネスで儲ける企業……。 問題だらけの〝社会インフラ〟の内幕。 学童保育運営支援アドバイザー 萩原和也 著 2024年7月中旬刊 四六判/並製/244頁 定価:本体1900円+税 ISBN978-4-909281-60-9 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〔目次より〕 はじめに――学童保育とは何か 第1章 小一の壁――学童保育の現実 1 「小一の壁」とは 2 小一の壁がもたらす悲劇 3 学童保育の〝壁?の増加 4 軽視されてきた「お弁当の壁」 5 小一の壁問題の複雑さ 6 小一の壁を乗り越えるための秘策 7 自治体に期待したい小一の壁解消 第2章 正統派学童と学童そっくりさん事業――学童保育の実態 1 多様な学童保育のあり方 2 学童保育の中心―放課後児童クラブ 3 放課後児童クラブ以外の学童 4 放課後児童クラブの理想と現実 コラム 学童保育に関する用語の解説 第3章 学童の世界が複雑になったわけ――学童保育の歴史 1 民から生まれたアウトロー的存在 2 地域ごとに独自の進化―「あってよかった学童保育」の時代へ 3 少子化対策で注目される学童保育 4 位置づけが大きく変化―「あって当たり前」の時代に 第4章 「子どもをあきらめた」の衝撃――学童保育の貧困 1 「子どもをあきらめた」という投稿 2 避けられなかった低賃金構造 3 少なすぎる国の補助金 4 運営予算の不足 5 職員の貧困を加速させる補助金ビジネス 第5章 親と事業者を苦しめているもの――学童保育の諸問題 1 報道される事件・事故は氷山の一角 2 とにかく人手不足 3 ギュウギュウ詰めの学童保育 4 暴れてキレる子どもたち 5 学童にはびこる「やりがい搾取」 6 保護者の負担感と法的リスク 7 問われる学童職員の資質 8 コンプライアンスとリスクマネジメント 第6章 学童ガチャの悲劇――学童保育の選択 1 学童ガチャの実態 2 学童ガチャ対策の第一歩――学童保育所をよく調べる 3 学童保育所でどう過ごすことになるか 4 学童保育所にも性格がある 5 子どもの「行き渋り」 第7章 小さな学童保育所を訪ねて――学童保育の理想 1 すべてが手作り―福島県浅川町のアットホームな小さなクラブ 2 あえて打ち出す学習支援 3 勉強漬けではない子どもたち 4 さらなる認知が課題 5 民設にこだわる北海道札幌市の小さなクラブ 第8章 こどもまんなか社会における役割――学童保育の進化 1 「こどもまんなか社会」は始まったけれど 2 こどもまんなか社会の中の放課後児童クラブ 3 放課後児童クラブの資格強化 4 学童保育の貧困を防ぐための仕組み 5 児童虐待防止・不登校対応・孤育て解消 6 子どもの貧困対策で果たすべき役割 7 子どもの人権を守る砦として 著者略歴 萩原和也(はぎわら・かずや)――1970年、東京都生まれ。中央大学法学部卒。産経新聞記者を経て、2011~22年、NPO法人あげお学童クラブの会代表理事等、運営事業者として学童保育所の運営に携わる。2019~21年、埼玉県学童保育連絡協議会の副会長を務める。2023年、日本で唯一の学童保育所の運営支援を行う非営利法人「あい和学童クラブ運営法人」を設立。現在、学童保育運営支援アドバイザー。あい和学童クラブ運営法人のサイト:https://aiwagakudou.com/
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北海道大学もうひとつのキャンパスマップ――隠された風景を見る、消された声を聞く
¥1,760
北大ACMプロジェクト編 四六判 208頁 並製 ISBN 9784909281159 C0026 発売日 2019年6月[初版 第1刷] 2024年6月[第2版 第1刷] 【内容】 ※ポプラ並木やクラーク博士は載ってません アイヌコタン、植民地主義、軍事研究…… 札幌のド真ん中に位置する“観光名所"北海道大学札幌キャンパスには、大学が積極的に語ろうとしない〈歴史〉がある―― 有志教員と学生が外部の研究者にも協力を仰いで完成させた、北大の知られざるもうひとつの歴史ガイド。 「開拓150年」「ウポポイ開設」「オリンピック招致」に湧く今こそ身につけておきたい、これからの北海道を考えるうえで重要な視点の詰まった一冊。 【目次】 【Iかつての風景を想像してみる】 あるアイヌ遺骨のふるさと……小田博志 コトニ・コタンと琴似又市氏……谷本晃久 恵迪寮の地下に眠る農耕集落……高瀬克範 植物園の竪穴住居跡……高瀬克範 アイヌ音楽に影響を受けた伊福部昭……前川公美夫 【II北大の植民地主義を考える】 1015人が眠るアイヌ納骨堂……植木哲也 佐藤昌介の植民学講座……番匠健一 林善茂によるアイヌ差別講義事件……植木哲也 「国際社会」における新渡戸稲造……小山田伸明 新渡戸稲造と植民地台湾の農民……張易臻 古河講堂と足尾銅山鉱毒事件……小田博志 古河講堂「旧標本庫」人骨放置事件……井上勝生 開拓使仮学校と東京イチャルパ……関口由彦 【III北大と戦争の関わりを知る】 大本営門標と行在所門標……阿知良洋平 スパイに仕立て上げられた北大生と英語教師……立木ちはや 北大工学部の軍事研究……山形定 軍事研究に関する議論を巻き起こした中谷宇吉郎……笹岡正俊 憲法裁判と学生に向き合った深瀬忠一……前田輪音 【Ⅳ大学と学問のあり方を問う】 森林科初代教授・新島善直の足跡……小池孝良 演研青テント撤去事件――大学の土地・施設利用をめぐる闘い……桃井希生 北大初の女子トイレの設置を求めて……下郷沙季 大学を開く――アイヌ学/和人学をめざして……モコットゥナㇱ 先住民と大学の関係を考える――カナダの事例から……近藤祉秋
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ヤジと公安警察
¥1,210
札幌で起こった「ヤジ排除事件」の本当の恐ろしさ―― それは市民を排除したのが「公安警察」だったこと。 ジャーナリスト青木理氏らが警鐘を鳴らすシンポジウムの記録、緊急出版! A5判ブックレット70頁/定価:本体1100円+税〔税込1210円〕 ISBN978-4-909281-58-6 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〈目次〉 はじめに——この国を「民主化」するために [大杉雅栄] あの日、何が起きたか 強制排除の〝法的根拠〟とは 道警側が提出した新証拠 排除を正当化する特別な理由 本当に「危険な事態」だったか 上告と上告受理申立の違い ウクライナ侵攻は突然起きたのではない ヤジ排除の先にあるもの 安倍政権は「警察政権」だった 「左翼がのさばると国が滅びる」という発想 どこまでが監視対象か 政権のための警察であってはいけない 公安は中央集権的な組織 公安の大失敗 日本は民主主義を血肉化できていない 時効を過ぎてからの新証拠 逮捕の目的はダメージを与えること 二三日間の逮捕・勾留は長すぎる LGBTQの運動は監視対象か 頭の中に公安を住まわせない 目立ちすぎると逆に弾圧されない説 公安に都合のいい法律が次々と 政府にとって情報機関は両刃の剣 トークを終えて おわりに——裁判で勝つだけでは意味がない [桃井希生] —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〈編著者略歴〉 青木理(あおき・おさむ) ジャーナリスト、ノンフィクション作家。1966年、長野県生まれ。慶応大卒業後、1990年に共同通信入社。大阪社会部、成田支局などを経て社会部記者。警視庁の警備・公安担当などを務める。その後、韓国・延世大学の韓国語学堂に留学し、外信部へ。2002年から 2006年までソウル特派員。2006年に独立し、フリーランスに。現在は、雑誌や書籍などでノンフィクション作品を発表する一方、テレビやラジオのコメンテーターなどとしても活動している。主な著作は『日本の公安警察』(講談社現代新書)、『国策捜査 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち』(角川文庫)、『ルポ 拉致と人々 救う会、公安警察、朝鮮総聯』(岩波書店)、『安倍三代』(朝日文庫)、『日本会議の正体』(平凡社新書)、『抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(講談社)、『ルポ 国家権力』(トランスビュー)、『情報隠蔽国家』『カルト権力 公安、軍事、宗教侵蝕の果てに』『時代の反逆者たち』(以上、河出書房新社)など。 竹信航介(たけのぶ・こうすけ) 弁護士。1981年、東京都生まれ。東京大学法学部、北海道大学法科大学院を卒業後、2010年に弁護士登録し、札幌弁護士会に所属。現在、日本労働弁護団、ブラック企業被害対策弁護団に所属するほか、道警ヤジ排除裁判の弁護団員も務める。オセロ四段。 ヤジポイの会 2019年7月15日に札幌で起きた道警ヤジ排除問題の当事者とその友人で構成される有志の会。抗議デモや集会などを通して事件の実態や裁判の進行状況を伝えている。なお、名称は最初の抗議デモの際に掲げた横断幕の言葉「ヤジも言えないこんな世の中じゃ…POISON」を略したもの。
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「九九」が言えないまま大人になる子どもたち
¥880
子どもたちの不登校・自殺の増加、教員の病欠・早期退職・なり手不足……。 2006年の安倍政権が〈戦後教育〉を破壊し出してから18年— その“成果”が今、こんなふうに現れている!! A5判ブックレット80頁/定価:本体800円+税〔税込880円〕 ISBN978-4-909281-57-9 C0037 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〈目次〉 はじめに―断末魔の教育現場 1 教育現場で起きていること 2 何が何でもデジタル化 3 かけ算「九九」が言えない小学生の続出 4 「繰り上がりのあるたし算」「繰り下がりのある引き算」 がわからない子ども 5 おもしろくない学びの極致―三・四年生の社会科 6 おもしろくない学びは理科も同じ 7 国語嫌いが増えている 8 中学校に行く前に英語嫌いに 9 学級づくり 10 小一ギャップ 11 中一ギャップ 12 戦後教育の初心に帰る —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〈著者略歴〉 平山裕人(ひらやま・ひろと) 1958年、北海道小樽市生まれ。北海道教育大学卒。1981年から小学校教員となり、北海道内の小学校数校に勤務したのち、2019年に定年退職。現在、小樽市の自宅でひっそりと私塾をする。『だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態』『シャクシャインの戦い』(以上、寿郎社)、『アイヌ地域史資料集』『ワークブック アイヌ・北方領土学習にチャレンジ』『アイヌ語古語辞典』『アイヌの歴史―日本の先住民族を理解するための160語』(以上、明石書店)、『アイヌ民族の現在、過去と未来!』『人間の歴史入門』(以上、藤田印刷エクセレントブックス)など著書多数。
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芦別――炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史
¥4,400
芦別最後の坑内掘炭鉱の閉山(三井芦別炭鉱1992閉山)から30年をへて明らかにされた〈炭鉱内部の仕事〉〈賃金〉〈労働者の移入・移出〉〈事故の発生状況〉、そして〈住まい〉や〈子どもの学校〉〈女性たちの活動〉……。炭都・芦別に移住し、働き、暮らし、そして去って行った膨大な人たちの足跡を追った、気鋭の研究者たちによる〈炭鉱研究〉〈地域史研究〉の比類なき一冊。 嶋﨑尚子・西城戸誠・長谷山隆博 編著/定価:本体4000円+税〔税込4400円〕 B5判/並製/340頁(口絵52頁) —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 《目次》 はじめに……嶋﨑尚子 〈写真記録〉 昭和の芦別……長谷山隆博 編 〈第1章〉石炭と電力のマチ――国産エネルギー供給地としての芦別の歴史……島西智輝 【コラム】 芦別の中小炭鉱 島西智輝 【コラム】 ヤマを開発した実業家・投資家たち 島西智輝 〈第2章〉ビルド鉱三井芦別の人員確保と労働者の定着……嶋﨑尚子 【コラム】 三井芦別の社宅建設と炭住街の形成 嶋﨑尚子 〈第3章〉ビルド鉱の衰退と閉山――芦別を去る人・留まる人……嶋﨑尚子 【コラム】 改良住宅への建替えと炭住生活の変貌 嶋﨑尚子 〈第4章〉樺太引揚者の足跡から辿る戦後の芦別と石炭産業……坂田勝彦 【コラム】 炭鉱間移動と「ヤマの仲間」 嶋﨑尚子 〈第5章〉炭鉱の学校と子ども……笠原良太 〈第6章〉三井芦別炭鉱での仕事……清水拓 【コラム】 明治期の炭鉱開発と炭鉱労働者 長谷山隆博 【コラム】 戦時下の炭鉱開発と炭鉱労働者 長谷山隆博 〈第7章〉災害報告から読む三井芦別炭鉱の事故……長谷山隆博 【コラム】 三井芦別の労働生活 島西智輝 【コラム】 石炭運送と鉄道 長谷山隆博 〈第8章〉三井芦別労働組合と精妙な賃金体系……中澤秀雄 【コラム】 三井芦別と北日本精機 島西智輝 〈第9章〉炭鉱町から地方都市へ――戦後芦別市の地域産業構造と社会移動の変遷……新藤慶 【コラム】 芦別支店、芦別営業所、芦別鉱業所 新藤慶 〈第10章 〉芦別で働いた人たち――芦別出身者と転入者の比較を通して……新藤慶 【コラム】 炭鉱全盛期の飲食店 長谷山隆博 〈第11章 〉芦別の女性たちの組織活動――主婦会・婦人会、生活学校を中心として……西城戸誠 【コラム】 炭鉱と農業――炭鉱周辺の農業従事者 西城戸誠 〈終章〉炭鉱は芦別に何を残したのか――まとめにかえて……西城戸誠 あとがき……長谷山隆博 年表 索引 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— [編著者略歴] 嶋﨑尚子……1963年、東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻はライフコース社会学、家族社会学。 西城戸誠……1972年、埼玉県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻は環境社会学・地域社会学。 長谷山隆博……1959年、北海道生まれ。1993年の星の降る里百年記念館開館から芦別市で学芸員として勤務、2020年に定年退職。現在、同館アドバイザー。専攻は日本考古学、北海道近現代史。 [執筆者略歴] 笠原良太……1990年、茨城県生まれ。実践女子大学生活科学部生活文化学科専任講師。専攻は家族社会学、ライフコース社会学。 坂田勝彦……1978年、千葉県生まれ。群馬大学情報学部教授。専攻は社会問題の社会学、生活史研究。 島西智輝……1977年、北海道生まれ。立教大学経済学部教授。専攻は日本経済史・経営史。 清水拓……1991年、長崎県生まれ。早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員、法政大学大原社会問題研究所兼任研究員。専攻は産業・労働社会学。 新藤慶……1976年、千葉県生まれ。群馬大学共同教育学部准教授。専攻は地域社会学、教育社会学。 中澤秀雄……1971年、東京都生まれ。上智大学総合人間科学部教授。専攻は地域社会学。
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利尻島から流れ流れて本屋になった
¥1,870
書店は、故郷だ。 ゴールの見えない多忙で多様な仕事と、 ふとした拍子に思い起こされる大切な記憶—— 最北の風味豊かなエッセイ集。 四六判並製168頁/定価:本体1700円+税 〈解説〉北大路公子 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 書店では文庫担当に始まり、文芸書、新書、地図ガイド、人文書、医学書、児童書と様々なジャンルを転々としてきた。発注をし、品出しをし、多くの取引先の方と商談をし、時にはアルバイトさんの面接や研修、フェアやイベントの企画なんかもしている。とにかくやることが多く、ゴールの見えない仕事だ。休みの日に何もする気にならないのは、その反動なのではないかとさえ思っている。 故郷である利尻島には、年に二回ほど帰省している。今ではもうすっかり「お客様」になってしまった。実家にいると、何もしなくても新鮮な海産物が出てくるし、帰りにはどう考えても一人では消費不可能な量のお土産を持たされる。迷惑な反面嬉しくも思うが、最近では、島を出てからの時間の方が長くなってしまったことに寂しさを覚えている。この先、頻繁に帰ることがなくなっていったら、そこで過ごした記憶も少しずつ消えていってしまうのだろうか。 この数年、そんなことを考えながら家と職場を往復するうちに、自分の中にある変化があった。来店する家族やカップルの会話が聞こえた時。首や腰の痛みに耐えながら品出しをしている時。面接や商談で人と話をしている時。入荷してきた新刊に目を通した時。仕事帰りに何気なく夜空を見上げた時。別にどうってことない瞬間に、ふと故郷の記憶が頭に浮かんでくるのである。(「はじめに」より) —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〈著者略歴〉 工藤志昇(くどう・しのぶ) 1988年、北海道利尻富士町生まれ。中学卒業後、札幌の高校へ進学。金沢大学文学部卒業後、研究者を志すも挫折して札幌へ戻り、三省堂書店で働き始める。文芸・文庫担当、医書担当、新書担当を経て、現在、児童書・人文書担当。
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〈戦争法制〉を許さない北の声 安保法制違憲北海道訴訟の記録
¥4,950
戦争への道をひた走る政府与党と司法に 抗うための〈論拠〉を集成。 北海道で声を上げた平和を願う人々による、 歴史に残る、そしてこれからの歴史を作るための 安保法制違憲訴訟[2017-2021]の全記録。 ◎本書を推薦します 青井未帆氏(学習院大学教授) 飯島滋明氏(名古屋学院大学教授) 伊藤真氏(弁護士、安保法制違憲訴訟全国ネット代表代行) 寺井一弘氏(弁護士、安保法制違憲訴訟全国ネット名誉代表) 半田滋氏(防衛ジャーナリスト) A5判並製794頁/定価:本体4500円+税〔税込4950円〕 ISBN978-4-909281-54-8 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〈目次より〉 1 愚かな政府によって我が日本は再び戦争ができる国に……浅田政広(旭川市) 2 戦争法と呼ばざるを得ない危険な悪法は廃止すべきである……浅野隆雄(札幌市) 3 司法の力で政府の努力の方向を軌道修正してほしい……阿知良洋平(室蘭市) 4 私たちの生存権を奪うことは断じて許さない……安部逸雄(上川町) 5 再び戦争に加担したくない、させたくない……阿部順子(札幌市) 6 安保法制の成立は暗黒時代への逆戻りの一歩……石田國夫(札幌市) 7 平和憲法に恥じない判断を強く望む……泉恵子(札幌市) 8 戦争絶対反対の行動に誇りをもつ……泉(栗山町) 9 “戦争放棄”を定めた憲法を守るべき……伊藤悳夫(札幌市) 10「安保法制」の無理無茶を認めるわけにはいきません……植田英隆(札幌市) 11 若い世代に平和な社会を引き継ぐために……梅原保(岩見沢市) 12 日本人が戦争に巻き込まれることを何としても阻止する……卜部喜雄(岩見沢市) 13 安全保障法制は海外での戦争実施法です……遠藤(札幌市) 14〝戦争に関わることは絶対に嫌だ!〟……大友(室蘭市) 15 安保法制による戦争加担を許さない……大橋真樹(札幌市) 16 戦争への憤りと悲しみを込めて……岡井健(別海町) 17 「憲法蹂躙、憲法違反」を強く感じる……岡部武(寿都町) 18 二度と戦争を起こす国にしてはなりません……岡村省吾(奈井江町) 19 被害を受け続けた国々は八〇年前を忘れていません……小川光子(札幌市) 20 安保法制で暴力の恐怖に怯えて暮らす社会に一歩近づく……沖山美喜子(小樽市) 21 平和のために軍事力を増強するのは愚かなこと……加藤浩道(札幌市) 22 日本国憲法に誇りを持ち、穏やかに暮らせるはずなのに……上出晶子(札幌市) 23 違憲の法律に黙っていることは苦痛……川添政彦(札幌市) 24 憲法違反である安保関連法の成立は驚天動地……川原茂雄(札幌市) 25 市民一人ひとりが戦争反対と声を上げていく正念場……菊池園子(江別市) 26 平和的生存権は法によって付与されるものではない……菊池廣行(登別市) 27 安保法制は憲法に背き、再び日本を戦争する国へと導く……北明邦雄(札幌市) 28 安保法制は違憲という判断を強く望む……木村和雄(栗山町) 29 長い時間をかけて築かれた平和国家としての歩みが一挙に崩される……切明義隆(札幌市) 30 憲法の価値は、安保法制によって破壊されてしまう……クイン明美(札幌市) 31 アメリカと一緒になって戦争する国になる安保法制はきっぱり廃止に……工藤正人(七飯町) 32 再び軍靴の足音が聞こえる時代にしてはいけない……熊谷徹子(札幌市) 33 戦争は人間に狂気を作り出させる……黒田敏彦(札幌市) 34 安保法制が国民生活を押しつぶし始めた……腰岡雅昭(北見市) 35 憲法九条に違反する国の行為で国民の平和的生存権が侵害される……兒玉健次(札幌市) ……ほか97名の陳述書など —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— [編者略歴] 髙崎暢(たかさき・とおる) 1982年弁護士登録(34期)。札幌弁護士会所属。2009年度札幌弁護士会会長。2010年北海道弁護士会連合会理事長に、2012年日本弁護士連合会副会長に就任。著書に『過労死!』『みんなで考えよう司法改革』(共著)など。所属弁護団に「いちえふ弁護団(福島第一原発労災申請弁護団)」(団長)、「司法修習生給費制廃止違憲訴訟弁護団北海道訴訟団」(団長)、「安保法制違憲北海道訴訟弁護団」(共同代表)など。
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海のアイヌの丸木舟——ラポロアイヌネイションの闘い
¥2,640
アイヌにとって川で捕るサケは、神の魚(カムイチェプ)であり主食(シエペ=本当の食べ物)であった。その川サケ漁を明治政府は一方的に禁じ、今日に至っている。先住権としての川サケ漁の権限を求めて丸木舟を作り、明治以来の日本の不正義に立ち向かうアイヌ民族団体の激動の日々と、先住権問題の核心を追った渾身のルポルタージュ! 四六判並製360頁/定価:本体2400円+税〔税込2640円〕 ISBN978-4-909281-53-1 C0036 〈目次より〉 はじめに プロローグ 丸木舟の出航 丸木舟での川サケ漁/新しいサケを迎える儀式/伝統舞踊 ラポロアイヌネイションとは 第一章 カムイチェプ 1 丸木舟を作る 送り出しのカムイノミ/丸木を浮かべる/受け取りのカムイノミ/丸木舟作りと川サケ漁の復活/記紀に登場する「まつろわぬひとども」「蝦夷」/アイヌの信仰/アイヌとサケ資源/北海道旧土人保護法の制定/アイヌの人口調査/浦幌アイヌ協会の設立 2 米国のサーモンピープルから学ぶ 「あなたの物語を伝えなさい」/フィッシュウォーズの勃発/先住民は環境保護運動のリーダー/漁師の誇り/ダムを撤去させた一〇〇年の闘い/ダム撤去による生活の変化 3 コタンの再生に向けて 先住権の持ち主/複数形になっている権利行使の主体/サケ捕獲権確認訴訟のための勉強会/二風谷ダム訴訟/たった二人の反乱/文化享有権とは何か/国の反論/二風谷ダム訴訟の判決/司法が認めた「アイヌは先住民族」 第二章 ウポポイvs 丸木舟 1 アイヌ新法が成立するまで 北海道ウタリ協会の陳情/「アイヌ民族に関する法律(案)」/紛糾した北海道アイヌ協会の再建総会/「アイヌ協会」から「ウタリ協会」への名称変更/法案作成のきっかけ/七〇年代前半の「ウタリ対策事業」構想/新法制定の検討と法案作成の動機/一九八四年「ウタリ問題懇話会」発足 2 先住権外し 舟にコタンコロカムイを描く/長根弘喜の意気込み/舟のひび割れ/サケ定置網漁の準備/「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」/二〇〇八年「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」設置/遺骨のDNA研究/土地・資源の「返還等ではなくて」/アイヌ施策推進法へ/ウポポイ構想の出現 3 ウポポイの開業と丸木舟の完成 ウポポイへ行ってみる/文様の揺らぎ/「仮に悲しい歴史があるとすれば」――文科相の発言/二〇二〇年七月、ウポポイ開業/「丸木舟、完成です!」/チプサンケ/丸木舟の着水/ラポロアイヌネイション誕生/ほんとにラポロでいいの? 第三章 墓標 1 アイヌ遺骨発掘の歴史 英国領事館員による幕末のアイヌ遺骨盗掘/外交問題に発展した遺骨盗掘事件/小金井良精の北海道発掘旅行/日本学術振興会の第八小委員会/児玉作左衛門の大量発掘/幕末に盗掘された遺骨を再び掘り出す/児玉作左衛門の「研究成果」/戦後も発掘を続ける/児玉コレクション 2 コタンへの返還と新たな問題の発生 再埋葬のカムイノミ/浦幌町の共同墓地への再埋葬/イチャルパ――先祖供養の儀式/闘いの始まり――海馬沢博の北大への質問状/北大の対応――ウタリ協会に限定して/「標本保存庫」としてのアイヌ納骨堂の完成/人骨台帳をめぐる小川隆吉の闘い/北大開示文書研究会の側面支援/小川・城野口らの提訴/小川・城野口に続く人々/北大との和解と「コタンの会」結成/白老の慰霊施設への遺骨集約は許さない 3 先住権の行使 遺骨返還を糸口に/浦幌アイヌ協会の意識の変化/丸木舟で初めてのサケを捕る/念願のアシリチェプノミ/サケの定置網漁/丸木舟作りという山を越えて/日本とアイヌのいびつな関係を正すラストチャンス エピローグ 新しい社会をめざして 「アイヌの美しき手仕事」展/伝統的サケ漁と訴訟のその後 関連年表/あとがき/参考文献・資料 〈著者略歴〉 青柳絵梨子(あおやぎ・えりこ) 1984年東京生まれ。大学卒業後、共同通信社に入社。大阪支社社会部、さいたま支局、東京エンタメ取材チームなどを経て、2013-2015年釧路支局、2015-2020年札幌支社に勤務(うち2年間休職してモスクワへ)。著書に、東京エンタメ取材チーム時代の新聞連載をまとめた『〈ルポ〉かわいい!――竹久夢二からキティちゃんまで』(寿郎社)がある。
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クラークブックス[エルムブックレット1]北海道大学発展の歴史とSDGs
¥1,100
国連SDGsに対する大学の社会貢献度が「国内第1位」「 世界第10位」(THEインパクトランキング2022)となった北大の〈力〉の源泉とそのさまざまな取り組みを解説 〈目次〉 第一章 SDGsに対する北海道大学の基本方針 はじめに 相互にリンクする一七の目標 大学に求められる姿 THEインパクトランキングの四つの指標と評価方法 土地や空間の利用法を定めたキャンパスマスタープラン サステイナビリティへの意識の高まり グリーン・スマート・サステイナブルキャンパス 大学としての明確なビジョン 第二章 SDGs達成に向けた具体的取り組み 新渡戸氏の意志を継いで SDGsを学ぶカリキュラム 二番「飢餓をゼロに」 一四番「海の豊かさを守ろう」 一五番「陸の豊かさも守ろう」 一七番「パートナーシップで目標を達成しよう」 地球環境科学で気候変動に対策を 農林水産業で地域とともに 第三章 北海道大学を持続可能にする豊かな財産 自主・自立・独立のクラーク精神 独特な全人教育 〝北大育ての親〟佐藤昌介 アメリカ式の大学運営 日本の大学演習林の約六割を所有 46 演習林で資金を工面し総合大学へ 47 おわりに—物的財産と知的財産の両輪で 50 横田 篤(よこた・あつし) 1957年、東京都生まれ。1984年、北海道大学大学院農学研究科農芸化学科専攻博士後期課程修了(農学博士)後、味の素株式会社中央研究所勤務。1989年、農学部助手として北海道大学に戻り、2000年、大学院農学研究科教授となる。2015〜2019年、農学研究院長。2020年より北海道大学理事・副学長、サステイナビリティ推進機構 SDGs事業推進本部長。
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ミャンマーの民主化を求めて 立ち上がる在日ミャンマー人と日本の市民社会
¥1,210
悪夢のような軍事クーデターから2年—— ミャンマーの歴史や現状を豊富な写真や図表でわかりやすくまとめ、全国各地の在日ミャンマー人や日本の支援者の奮闘ぶりを記録した、類書のない貴重な一冊。 〈目次〉 はじめに…玄 武岩(北海道大学大学院教授) 【第1部 ミャンマーで起きていること】 一九八八年と二〇二一年のミャンマー民主化運動 ナンミャケーカイン(京都精華大学特任准教授) 国民統一政府の世界的ネットワークと少数民族の状況 ソーバーラティン(NUG駐日代表・在日カレン民族連盟幹部) 〝民主主義の味〟を忘れない ——海外に暮らすミャンマー人による「市民的関与」 キンゼッヤミン(国際ミャンマー学者・専門家協会理事) 【第2部 在日ミャンマー人の奮闘】 [北海道からの活動報告] 苦しくても、ミャンマーの子どもや若者のことを思えば トゥン(Myanmar Youth Association Hokkaido代表) [静岡からの活動報告] 地域の〝日本人サポーター〟とともに キンヤダナソー(ShizuYouth for Myanmar代表) [沖縄からの活動報告] ミャンマーと沖縄の文化を愛しながら トウヤソウ(在沖縄ミャンマー人会事務局長) 【第3部 連帯する日本の人々】 ミャンマーでカレーを作っていたらクーデターが起きた! 保芦宏輔(ミャンマー料理研究家) 全国各地での多様な活動と〝キーボードファイター〟による革命支援 藤田哲朗(ミャンマーの今を伝える会創設者) 民主化運動による人々の変化と非当事者にできること 石川航(日本ミャンマーMIRAI創造会日本側代表) 【第4部[座談会]グローバル時代の国家暴力——東アジアの経験を手がかりにして】 ナンミャケーカイン(京都精華大学特任准教) 玄 武岩(北海道大学大学院教授) 藤野陽平(北海道大学大学院准教授) おわりに…下郷沙季(北海道大学学術研究員) 〈編著者略歴〉 玄 武岩(ひょん・むあん) 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。メディア文化論、日韓関係論。著書に『「反日」と「嫌韓」の同時代史 ナショナリズムの境界を越えて』(勉誠出版、 2016年)、『〈ポスト帝国〉の東アジア 言説・表象・記憶』(青土社、2022年)、共著に『新たな時代の〈日韓連帯〉市民運動』(寿郎社、2021年)などがある。 藤野陽平(ふじの・ようへい) 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。専門は文化人類学。著書に『台湾における民衆キリスト教の人類学 社会的文脈と癒しの実践』(風響社、2013年)、共著に『モノとメディアの人類学』(ナカニシヤ出版、2021年)、『台湾で日本人を祀る 鬼から神への現代人類学』 (慶應義塾大学出版会、2022年)などがある。 下郷沙季(しもごう・さき) 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院学術研究員。共著に『北海道大学もうひとつのキャンパスマップ 隠された風景を見る、消された声を聞く』(寿郎社、2019年)がある。
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〈聞き書き〉新しい家族のカタチ 子どもを迎える/育てる女性カップルたち
¥1,210
政治家秘書によるLGBT差別発言、形ばかりで中身が伴わないパートナーシップ制度、出生数80万人割れの少子化……そのすべてに関わる子育てする女性カップルの〈表〉には出てこなかった〈生の声〉を伝える本。 A5判ブックレット112頁/定価:本体1100円+税〔税込1210円〕 ISBN978-4-909281-52-4 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〈目次〉 プロローグ 疑問の答えを見つけたくて 第1章 五〇代で女性パートナーとともに五歳の子どもを育てる〈まーりんさん〉の話 自分自身のセクシャリティ/パートナーとの出会い/シリンジ法で子どもを迎える/二人の人から精子提供を受けて/親戚として出産に立ち会う/子育て/子どもにどう伝えるか/二人の教育方針/五〇代――おばあちゃん世代の子育て/子育ての面白さ/法的に守られていない同性カップルの親子関係/周囲との関わり方/家族の証明――パートナーシップと公正証書/同性にも結婚の選択肢を/うちにパパはいない――子どもから見た家族/息子はおそらく出自のことで悩まない 第2章 四〇代で女性パートナーとともに二人の子どもを育てる〈マミーチャンヌさん〉の話 二〇代での結婚と離婚/今の家族になるまで/子どもたちへのカミングアウト/カミングアウトのきっかけ/子どもたちに受け入れてもらえるかどうか/うちはママが二人――パートナーと子どもたち/周りの人へのカミングアウト/LGBTQに対する理解/親の反応/親戚にカミングアウトするかどうか/パートナーシップと法整備と反LGBTの動き/仕事とセクシャリティ/最近の思い出/子どもたちはアライ 第3章 三〇代の女性二人で一歳の子どもを育てる〈かえでさん〉〈りつさん〉の話 二人の出会い/情報収集/「親戚のおじさん」的なドナーとの関係/妊娠期と出産/家族の状況/職場へのカミングアウト/子どもが生まれてから/望まれて生まれたことを伝えたい 第4章 二〇代の二人で0歳の子どもを育てる〈しおんさん〉〈ともえさん〉の話 二人の出会い/ドナー探し/カミングアウト/LGBTの認識/妊娠と出産/家族の役割/これからのこと/家族の関係性 エピローグ ルポ・さっぽろレインボープライド2022 「にじいろかぞく」とともに/パレードスタート/周りの人たち/パレードが終わって 解題 「聞き書き」を通じて見えてくるリプロダクティブ・ヘルス/ライツの問題 大島寿美子 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 〈著者略歴〉 遠藤あかり(えんどう・あかり) 2000年、北海道大空町生まれ。北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科卒業。本書は2022年度の卒業研究をもとにしたもの。 大島寿美子(おおしま・すみこ) 1964年、東京生まれ。北星学園大学文学部教授。著書に『がんの「語り」――語り手の養成から学校・医療・企業への派遣まで』(共著、寿郎社)、『「絆」を築くケア技法 ユマニチュード』(誠文堂新光社)、など。
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《農都共生ライフ》がひとを変え、地域を変える 移住・CSA・ローカルベンチャー――〈ウェルビーイングな暮らし〉の実践
¥2,420
コロナ禍で地方での活動が見直される今、農村への移住やCSA(地域で支える農業)の実際、田舎で稼ぐローカルベンチャーの成功例などを網羅した〈新しい暮らし方〉指南の本! 林美香子編著 2月2日刊行/四六判上製/196頁 ISBN978-4-909281-48-7 C0061 〈目次より〉 はじめに――今こそ《農都共生ライフ》 第1章 「農都共生」とは何か ウェルビーイングな暮らしのヒント 農都共生のメリット 「グリーンツーリズム」の始まり 「農泊」というコミュニティビジネス 「農村と都市の共生による地域再生の基盤条件の研究」(ダイジェスト) 第2章 CSAによる農村と都市の共生 CSAとは何か 「産直」や「生協」とどう違うのか CSAの誕生と歴史 日本のCSAのフロンティア――北海道「メノビレッジ長沼」の取り組み CSAの先進事例――ファーム伊達家(札幌市)、ビオクリエイターズ(神戸市)、井原山田縁プロジェクト(糸島市) CSA実施のハードルを下げる中間支援組織 CSAはエシカル消費をはじめとする社会貢献や環境保全を意識した消費をもたらす 日本におけるCSAの展望――買い叩かれない社会を作り、会員たちの居心地のよさを創出 第3章 農都共生の国内外の実践事 「農業・農村の有する多面的機能」と「田園回帰」 [農泊事例]北海道鶴居村のオーベルジュ [新規就農事例]北海道鷹栖町の元・やり手営業マンの米づくり [学生活動事例]学生が運営する奈良県御杖村の食材を用いた産直レストラン [ICT活用事例]課題を解決するスマート農業 [温泉宿事例]温泉宿における「食の魅力」の新たな方向性 [移住・定住事例]移住・定住による地域活性化のための全国の取り組み [農村女性の活躍事例]北海道千歳市のファームレストラン「花茶」 [海外編・フランス事例]農都共生の先進国 [海外編・イタリア事例]人生を謳歌するアグリツーリズモ発祥の地 [海外編・スペイン事例]美食と郷土愛の国 [最後に]生産者と消費者を繋ぐ――帯広市の地元小麦を使う「満寿屋パン」 第4章 農都共生ライフへ向けて――ウェルビーイングに暮らすための〈提言〉 1 まずはCSAに参加してみよう 2 ローカルベンチャーを起こせ 3 すごい地域を見つける、すごい地域に自分でする 4 どこのまちにもある〝長老モンダイ〟を乗り越える おわりに――都会の人も農村の人もウェルビーイングに 〈編著者略歴〉 林美香子(はやし・みかこ) 1976年北海道大学農学部卒業。札幌テレビ放送(STV)勤務をへて85年よりフリーのキャスター、農業ジャーナリスト。2006年、「農村と都市の共生による地域再生の基盤条件の研究」で北海道大学より博士(工学)取得。2008~2020年、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任教授。現在、北海道大学農学部客員教授。慶應義塾大学大学院SDM研究所顧問、「農都共生研究会」代表。著書多数。
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国際養子縁組法制をめぐる現状分析と課題 ――国際比較の視点から――
¥1,210
日本は1940年代後半から現在にいたるまで国際養子縁組の送出国であり続けたにもかかわらず、その全貌が明らかにされていません。 また、「ハーグ国際養子縁組条約」の締結国にもなっておらず、関連する国内法の整備もまったく進んでいません。 本書はそうした背景から行われた国際シンポジウムの記録であり、国際養子縁組法制に関する数少ない資料の一つです。 外国法制研究会編 2月6日刊行/A5判並製(ブックレット)/80頁 〈目次より〉 はじめに(清末愛砂) 第一部 日本法について 第1章 国際養子縁組に関する国際私法上の概説(伊藤弘子) 第2章 日本の養子縁組制度(梅澤彩) 第3章 日本における渉外的養子縁組成立に関する実務および近時の事例(望月彬史) 第二部 外国法について 第1章 韓国の国際養子縁組法制(李妍淑) 第2章 フィリピンにおける国際養子縁組(伊藤弘子) 第3章 シンガポールの新しい養子法制について(チャン・ウィンチョン) 第4章 子どもの権利条約の視点に基づく中国における国際養子縁組制度(石雷) 第5章 タイにおける養子縁組法および国際養子縁組法(クリッスダー・サエンチャロンサップ) 第6章 ニュージーランドにおける国際養子縁組制度(清末愛砂) 第7章 米国ハワイ州の国際養子縁組(立石直子) おわりに(伊藤弘子) 〈執筆者紹介〉 伊藤弘子――名古屋大学大学院学術研究員 大川謙蔵――摂南大学准教授 梅澤 彩――熊本大学准教授 清末愛砂――室蘭工業大学大学院教授 クリッスダー・サエンチャロサップ――〔タイ〕ランシット大学講師 石 雷 ――〔中国〕西南政法大学准教授 立石直子――岐阜大学教授 チャン・ウィンチョン――〔シンガポール〕シンガポール経営大学教授 望月彬史――渥美利之法律事務所弁護士 李 妍淑――琉球大学准教授
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小さな労働組合 勝つためのコツ——攻める・守る・長く続ける
¥1,980
札幌地域労組の専従オルグ(指導者)として手がけた労働組合結成の数は日本一、労働運動に貢献した人に与えられる「山田精吾賞」(第1回)を現役で唯一受賞した《日本三大オルグ》の一人である著者が書いた、チョー分かりやすい〈労働組合の勝てる戦い方〉! 10月17日刊行/四六判並製/224頁 〈目次より〉 はじめに 第1章 労働相談—相手とケースを見極める 第2章 結成の準備から大会、使用者側への通知まで 第3章 不当労働行為—待ち遠しいと思えるように 第4章 団体交渉—ホンモノの労使対等を目指して 第5章 争議行為—“闘わずして勝つ”を最上として 第6章 救済申し立て—自分でできればさらに効果テキメン 第7章 弁護士にビビるな! 第8章 敵の中に味方をつくれ 第9章 個人加盟で闘う 第10章 外国人労働者からのSOS 第11章 内部告発—告発者の居場所と心を守る 第12章 労働相談に見る“名ばかり組合”の実態 第13章 組合運営と専従としての心構え おわりに 〈著者略歴〉 鈴木一(すずき・はじめ) 1954年、北海道札幌市生まれ。トラックとバスの運転手を経て、札幌地域労組専従。1990年から書記長を務め、定年を迎えた2014年より副委員長を務める。様々な技を駆使して労働相談を組合結成へとつなぎ、手掛けた組合結成数は日本のコミュニティユニオンの中で最多に達した。労働運動に貢献した人物に贈られる山田精吾賞の第1回を現職唯一で受賞し、「日本三大オルグ」の一人として現在も活動中。趣味は楽器演奏、鉄道旅行、映画鑑賞など。 〈新聞・雑誌等で紹介されています!〉 11月2日「朝日新聞」北海道版 インタビュー記事 11月8日「北海道新聞」道南版夕刊 大人のブックガイド 11月15日「財界さっぽろ」インサイドレポート 11月15日「北海道自治研」散射韻 11月30日「北海道新聞」北海道版 ひと2022 12 月1日「労働法学研究会報」introduction 12月9日「北海道新聞」北海道版夕刊 コラム
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文政四年の激震〈相馬大作事件〉 江戸と蝦夷地を揺るがせた津軽と南部の確執
¥2,530
岩手県では「忠臣」、青森県(津軽地方)では「大悪人」と言われる相馬大作は、なぜ大砲による津軽藩主暗殺を企てたのか? その思想と事件の全容に迫るカギはロシアと蝦夷地にあった――。戦後埋もれた〈近世の大事件〉を〈激動の令和〉に呼び覚ます歴史ファン待望の書。 四六判並製208頁
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ビーツ! ビーツ! ビーツ! 免疫力を高める北のスーパー健康野菜ビーツの食べ方
¥1,650
免疫力を高め、疲労回復・アンチエイジングの効果もある寒冷地の根菜ビーツ。「食べる血液」とも言われ、今、国内外のアスリート達にも人気のスーパー健康野菜の本格的なレシピ集(和・洋・中・スイーツなど68品)です。 A5判並製100頁オールカラー ISBN978-4-409281-44-9
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孤立無援の〈医療訴訟〉 糖尿病の母を看護師に殺されかけた元看護師の闘い
¥2,310
警察も弁護士も裁判官も避けて通る立証が難しい「医療訴訟」――看護師による〈低血糖〉患者の殺人未遂事件――に元看護師が自力で挑み、あと一歩のところまで札幌の総合病院を追い詰めた迫真のドキュメント。 〈本文より〉 2016年、持病の糖尿病の治療のために札幌市内の総合病院に入院中だった当時85歳の私の母は、深夜に低血糖症状となり、夜勤の看護師に体調不良を訴えた。「低血糖」とは、血液中の血糖値が正常範囲以下(七〇ミリグラム/デシリットル以下)に下がった状態をいう。冷や汗や動悸・意識障害・けいれんなどが起き、そのまま放っておくと昏睡状態に陥り、最悪の場合は死にいたることもある。患者が低血糖になった場合は、マニュアルにそってすぐに看護師が対処(ブドウ糖の投与など)しなければならない。その後は急いで主治医に診てもらう。主治医が不在であれば、当直の医師の判断を仰がなくてはならない。医療現場では基本中の基本である。 しかし母が低血糖を訴えたとき、20代の女性看護師は処置室の掃除をずっとしていて母の訴えを無視し続けた。理由はわからない。このときの看護師の母に対する態度は明らかに異常なものだった。やがて看護師は処置室を出ていき、15分ほどして戻ってくると「先生に電話したけどつながらない。病室に戻ろう」と言って、苦しんでいる母を病室に戻し、ひと言もしゃべらないまま出ていった。母はベッドで意識が遠くなり死を覚悟した。…… 〈目次より〉 東西病院に入院するまで 東西病院での初診 東西病院の杜撰さ 看護師による「低血糖殺人未遂事件」の発生 東西病院の退院後 東西病院事務部副部長との面談 現場検証 心療内科の受診 さまざまな機関に相談する 警察に相談にいく 調停 刑事告訴、民事訴訟へ 民事訴訟の展開 告訴状の行方 判決と告訴の結果 記者会見 出版 〈著者略歴〉 十和田みどり(とわだ・みどり) 1960年代生まれ。看護学校を卒業後、札幌市内の複数の病院で看護師として10年ほど勤務したのち、出産を機に家庭に入る。 2016年、札幌市内の総合病院に入院中の糖尿病の母が、低血糖となって夜勤の看護師に助けを求めたにもかかわらず、看護師はなんの処置もせず母の命を危険にさらしたとして看護師を告発し、民事訴訟でも訴えた。本書はその全過程を記録したもの。 2022年8月10日刊行 四六判・並製・240頁
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中皮腫とともに生きる
¥2,200
病いによってどう生活が変わり、どんな困難に直面するのか? 2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代。本書は5年生存率が1割程度という希少・難治性のがんになった人々の体験的知識を伝達する本です。26人の患者・家族の「ものがたり」が、いま、困難に直面している人に《前に進む力》をもたらします。 《中皮腫とは……》 2005年、「中皮腫」という言葉を多くの人がメディアを通して知ることになりました。アスベスト(石綿)を取り扱う工場の従業員や家族、近くの住民に中皮腫や肺がんなど深刻な健康被害が出ていることがわかったのです。中皮腫とは、内臓を覆う膜の表面にある「中皮」と呼ばれる細胞から発生する悪性のがんで、アスベストを吸い込むことで発症します。しかし潜伏期間が40年にも及ぶことがあり、患者はある日突然「中皮腫」といわれ戸惑います。本書の執筆者は全国の中皮腫患者と家族・遺族の26人です。現在闘病中の人も、長期生存を果たしている人も、病気の家族を支えている人も、家族を見送った人もいます。医学的な情報は病院や資料から得られますが、病いによって生活がどう変わり、どのような困難に直面し、どう対処するのか、どんな気持ちになるのかは当事者の言葉でなければ分かりません。〔はじめにより〕 《目次より》 はじめに――希少・難治性がん患者と家族の26の「ものがたり」 Ⅰ 中皮腫と診断されて 保育士の仕事と治療の両立……鹿川真弓(沖縄県) 子どもたちの前では絶対に泣かない……Y・O(静岡県) サポートされる側とする側の両方を経験して……原修子(埼玉県) 中皮腫の仲間たちとともに……右田孝雄(大阪府) 家族の励ましと社員の頑張りに支えられて……平田勝久(岐阜県) がんはハンデじゃない……田中奏実(北海道) 中皮腫になって得られた出会いと経験……舘山亮(北海道) 医師として働き、患者として助けられて……中島喜章(新潟県) 功を奏したセカンドオピニオン……山中伸治(東京都) この素晴らしい日々が長く続くように……尾上一郎(兵庫県) 自分が納得できる人生を送れたら……黒木公明(山口県) 「今はあかん」と誓って生き延びた……田村勝也(大阪府) Ⅱ 家族としての思い 無理せず、のらりくらりといきましょう……黒田しげみ(埼玉県) 患者としてのがん体験から娘としてのがん体験へ……浅原和香子(大阪府) 四人の子を残して何も言わずに逝った夫……小菅千恵子(埼玉県) 祈るような思いで寄り添い続けた二年間……後藤里美(愛知県) 悔いの残らない看病ができた……栗田悦子(群馬県) 母の死を語ったときにようやく涙がこぼれた……松島恵一(埼玉県) 本当の娘のように看病して……松島和恵(埼玉県) 夫の死から三五年後の公務災害申請……後藤雅子(大阪府) ヤンチャな笑顔を守りたくて……福田靖美(兵庫県) 一人にしないで、一緒に連れていって……有賀忍(東京都) 互いへの思いを伝え合って最期を迎えられた……影山小百合(静岡県) 変化していった夫婦の関係……尾上貴美子(大阪府) 父の最期を看取って……山田哲也(大阪府) 無我夢中でサポートして寄り添った日々……内田優子(大阪府) Ⅲ 中皮腫の仲間をサポートし続ける……右田孝雄×大島寿美子 おわりに――気持ちの分かち合いと体験的知識の伝達 《編者略歴》 大島寿美子(おおしま・すみこ) 1964年東京生まれ。千葉大学大学院理学研究科修了。北海道大学医学研究科修了(医学博士)。共同通信、ジャパンタイムズ記者を経て、現在、北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科教授。NPO法人キャンサーサポート北海道理事長。 著書に『がんの「語り」――語り手の養成から学校・医療・企業への派遣まで』(共著、寿郎社)、『「絆」を築くケア技法 ユマニチュード――人のケアから関係性のケアへ』(誠文堂新光社)、『アスベスト禍はなぜ広がったのか――日本の石綿産業の歴史と国の関与』(共著、日本評論社)、編書に『北海道でがんとともに生きる』(寿郎社)などがある。 2022年7月15日刊行
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「銀河鉄道の夜」の謎を解く—〈彼ら〉はいったい何者なのか
¥1,980
国民的名作童話には《謎》がいっぱい。 賢治が遺した〈ことば〉を頼りにその謎解きに挑む《新感覚の文芸批評》! ●いじめられているジョバンニをカムパネルラはなぜ助けない? ●ジョバンニの父はなぜ監獄あに行った? ●沈没事故で死んだ姉弟はなぜ日本人なのか? ●「鳥捕り」が列車の乗り降り自由なのはなぜか? 「銀河鉄道の夜」を何度も読み返したくなる本。 〈目次より〉 はじめに 〔1〕ジョバンニはなぜ銀河鉄道に乗れたのか 第三次稿と第四次稿の違い ジョバンニと影との関わり ジョバンニの背負った苦難 父親が長期に不在(監獄にいるのかもしれない)とは カムパネルラの三度の沈黙 「ぼんやり」が意味するところ ジョバンニの上った「黒い丘」とは 「ケンタウル祭」はお盆――生と死がつながる行事 丘の上にある「天気輪の柱」とは何か ジョバンニはなぜ銀河鉄道に乗れたのか 〔2〕銀河鉄道は天空を走らない 銀河鉄道は空に昇らない 星と地上の一体化 空には星が残っていたのか 〔3〕「カトリック風の尼さん」とは何者か 銀河鉄道の様々な乗客たち 車内に現れた「尼さん」と「車室の中の旅人たち」 「尼さん」はジャンヌ・ダルクか 賢治の時代にジャンヌ・ダルクは聖人に 「ハルレヤ」を唱える人々 〔4〕「鳥を捕る人」の真実の姿 鳥獲りの容貌に注目しよう 鳥獲りは戦争の犠牲者 「ぼろぼろの外套」はアイデンティティー ほかにもある軍人のしるし 〔5〕「灯台守」とは何者か 「灯台守」は自立した労働者のこと 「灯台守」はなぜ「灯台守」なのか? 「灯台」=「時計台」という連想も 「灯台」は札幌の時計台だった? 〔6〕「姉弟」だけ日本人なのはなぜか 賢治の妹と弟がモデルの「姉弟」の登場 賢治はタイタニック号沈没事故を知っていたか 姉と弟だけなぜ日本人の名前なのか 「生き残った日本人」への非難 〔7〕「トウモロコシの種まきを語る人」とは何者か 声だけがする乗客 賢治が語った「アメリカンインデアンの式」 手塚治虫が捉えた「銀河鉄道の夜」の核心 〔8〕車窓から見える人たちについて 赤帽の信号手とはだれか 小さな小屋の前の子どもとは 空の工兵大隊の出現 シベリア出兵に向けた花巻での演習 双子の星の二つの話 「蝎の火」の物語 「ケンタウルの村」とは 赤い腕木を連ねて立つ二本の電信柱 〔9〕ジョバンニの友・カムパネルラのモデルとは 保阪説とトシ説 岩手山行の誓い 保阪嘉内の退学処分 「石炭袋」(そらの孔)と「きれいな野原」の意味 〔10〕カムパネルラとジョバンニにとっての「銀河鉄道」 カムパネルラの銀河鉄道 ジョバンニの銀河鉄道 ジョバンニの切符が意味するもの 「四つ折り」とは何を示すか 〔11〕銀河鉄道と路線についての不思議 銀河鉄道は軽便鉄道なのか 基本は銀河鉄道の位置関係の確定から 左岸を走る銀河鉄道とプリオシン海岸 〔12〕銀河鉄道の座席の位置 ボックスシートかロングシートか 乗客たちの座席の位置 右岸・左岸問題の解決 天の川銀河を見てみよう 終わりに――「銀河鉄道の夜」のテーマを考える あとがき [著者紹介] 三浦幸司(みうら・こうじ) 1947年(昭和22年)、小樽市に生まれる。北大童話研究会、同人誌「原野の風」などに所属した。現在、日本児童文学者協会会員・評議員、北海道文学館理事、札幌市民芸術祭・市民文芸委員、子どもの本・九条の会会員、宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員。札幌市在住。
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ふぞろいなキューリと地上の卵 ——〈無肥料・無農薬〉の野菜と卵を100キロ離れた札幌に宅配する北海道豊浦町の農家のおじさんのはなし
¥1,650
これがみんな喜ぶSDGsな農業だ! 北海道豊浦町で始まった安全・安心でウマイ野菜と有精卵の農家自身による共同宅配サービス。そのノウハウとそれができるまでの涙と笑いのノンフィクション! 全国の小規模農家と〈SDGsな食と農〉を応援したい人たちが待ち望んでいた本! 目次より プロローグ――消えたオスドリ 僕のセンス・オブ・ワンダー 木村秋則自然栽培農学校 ふぞろいなキューリ、真っすぐなキューリ 卵のないタマゴ屋さん 魔法の薬 鶏の餌 一個の角砂糖 1000年の牛 野生の証明 ファーマーズシップ農業 僕の動的平衡 恋するタマゴ 牛乳の未来 食べる生命力 アイヌモシリ アクシデント再び 見える敵、見えない敵 新しい相棒 審判の日 持続可能農業への挑戦 エピローグ――オスドリが鳴いた [著者紹介] 駒井一慶(こまい・いっけい) 1951年北海道豊浦町生まれ。酪農学園短期大学卒業後、家業の酪農業に従事する2000年に「こまい牧場の牛乳」の製造・販売を始めるも2007年に牧場・ミルクプラントを閉鎖。2008年から養鶏業を始め、有精卵『恋するタマゴ』を販売すると同時に、農家による共同宅配サービスも行う。現在、農業生産法人ドリームファーム・プロジェクト代表取締役。野菜宅配サービス「ふぞろいなキューリ・アソシエイツ」主宰。著書に『安全な卵の見分け方』『牛とキャッチボール』(共に中西出版〔電子出版〕)。「ふぞろいなキューリ」のウェブサイト:fuzoroinaqri.wixsite.com/home
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