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《世界》がここを忘れても アフガン女性ファルザーナの物語
¥1,980
9.11後のNATO侵攻、タリバン政権の崩壊と混乱、そしてISの台頭…… 激動のなか、それでも国内で暮らし、あるいは難民キャンプで生活せざるをえなくなったアフガンの人々。とりわけ、虐げられてきた女性たちは、その後どうなったのでしょうか? 日本の「RAWAと連帯する会」代表の著者が現地での活動を通して知り合ったアフガンの女性たちから聞いた話を「ファルザーナ」という一人の大学生のストーリーに再構成し、美しい絵とともに紹介する〈解説付き絵本〉を制作しました。 《世界》がここを忘れても アフガン女性ファルザーナの物語 文・清末愛砂/絵・久保田桂子 四六判 88頁 上製 ISBN 9784909281265 C0036 発売日 2020年2月
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ハッピーライフ
¥1,650
北大路公子著 朝、夫は見知らぬ人になっていた――。喜びも悲しみも絶望も希望もない〈穏やかで均された世界〉を人は望み、それを手に入れた。だから、人はみな、「入れ替わる」――。 北大路公子が描かずにはおれなかった〈もう一つの日常〉。心揺さぶる初の濃密な連作短編集。 【目次】 第1話 均された世界 第2話 穏やかな人々 第3話 絵の中の女 第4話 理想の街 第5話 本当の家族 第6話 回収日 第7話 墓 第8話 灰色の雪 【著者略歴】 1960年代、北海道札幌市生まれ。文筆家。 2005年、ネットの公開日記をまとめた『枕もとに靴――ああ無情の泥酔日記』で寿郎社からデビュー。著書に『最後のおでん』『ぐうたら旅日記――恐山・知床をゆく』(以上、寿郎社)、『生きていてもいいかしら日記』『私のことはほっといてください』(以上、PHP文芸文庫)、『ロスねこ日記』(小学館)、『苦手図鑑』(角川文庫)、『流されるにもホドがある』(実業之日本文庫)、『いやよいやよも旅のうち』『石の裏にも三年』(集英社文庫)など。 四六判上製112頁(2020年9月30日発行)
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〈ミリオンカ〉の女
¥2,420
高城高 四六判 438頁 上製 ISBN 9784909281074 発売日 2018年3月 日露戦争前夜、函館で生まれた元娼婦の“令嬢"がゆく浦潮(ウラジオ)の迷宮街路〈ミリオンカ〉――。その〈静謐〉と〈暴力〉の風景を日本ハードボイルドのベテランが描く。名作『函館水上警察――ウラジオストクから来た女』の《正編》ともいえるもう一つの物語。
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悲運のアンギャン公爵
¥2,860
世界で独裁者が跋扈する時代、「怪物」ナポレオン以上に独裁政治の恐ろしさを教える人間はいない。疾風怒濤のフランス大革命、ナポレオン非情の独裁政治、そして悲恋――アンギャン公爵VSナポレオンの〈戦慄の歴史ドラマ〉が今ここに繙かれる。
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眠りなき夜明け
¥1,760
高城高 四六判 242頁 上製 ISBN978ー4ー902269ー88ー8 C0093 発売日 2016年6月 『夜明け遠き街よ』『夜より黒きもの』に続くシリーズ最新作。〈虚宴〉に酔いしれる1989-90年、サッポロ。欲望渦巻く〈夜の隘路〉をススキノの強かな女たちと孤高の黒服が突っ走る、傑作ハードボイルド。
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ウレシパ物語
¥1,870
富樫利一 四六判 192頁 上製 ISBN978ー4ー902269ー79ー6 C0039 発売日 2015年9月 2014年に亡くなった北海道出身の画家藤野千鶴子の挿し絵が楽しい親子で読めるアイヌの民話19編。自然(神々)とともに生きたアイヌ民族の怖い話、悲しい話、愉快な話をわかりやすい話し言葉で。
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〈原発紙芝居〉子どもたちの未来のために
¥1,650
斎藤武一 ISBN978ー4ー902269ー59ー8 発売日 2013年4月 北海道岩内町で〈泊原発〉の温排水を35年以上測り続ける元・町職員の著者が、原発と放射能の怖さをわかりやすく「故郷の海を守りたい」「とても悲しいけれど空から灰がふってくる」の二話にまとめた紙芝居(絵本)。一時間余りの実演DVD付き。
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