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北海道大学発展の歴史とSDGs[エルムブックレット1]
¥1,100
国連SDGsに対する大学の社会貢献度が「国内第1位」「 世界第10位」(THEインパクトランキング2022)となった北大の〈力〉の源泉とそのさまざまな取り組みを解説 横田篤 著 2023年6月刊 A5判/並製/56頁 本体1000円+税〔税込1100円〕 ISBN 978-4-909281-51-7 C0030 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 第一章 SDGsに対する北海道大学の基本方針 はじめに 相互にリンクする一七の目標 大学に求められる姿 THEインパクトランキングの四つの指標と評価方法 土地や空間の利用法を定めたキャンパスマスタープラン サステイナビリティへの意識の高まり グリーン・スマート・サステイナブルキャンパス 大学としての明確なビジョン 第二章 SDGs達成に向けた具体的取り組み 新渡戸氏の意志を継いで SDGsを学ぶカリキュラム 2番「飢餓をゼロに」 14番「海の豊かさを守ろう」 15番「陸の豊かさも守ろう」 17番「パートナーシップで目標を達成しよう」 地球環境科学で気候変動に対策を 農林水産業で地域とともに 第三章 北海道大学を持続可能にする豊かな財産 自主・自立・独立のクラーク精神 独特な全人教育 “北大育ての親”佐藤昌介 アメリカ式の大学運営 日本の大学演習林の約六割を所有 演習林で資金を工面し総合大学へ おわりに——物的財産と知的財産の両輪で —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 横田篤(よこた・あつし) 1957年、東京都生まれ。1984年、北海道大学大学院農学研究科農芸化学科専攻博士後期課程修了(農学博士)後、味の素株式会社中央研究所勤務。1989年、農学部助手として北海道大学に戻り、2000年、大学院農学研究科教授となる。2015〜2019年、農学研究院長。2020年より北海道大学理事・副学長、サステイナビリティ推進機構SDGs事業推進本部長。
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ふぞろいなキューリと地上の卵 ——〈無肥料・無農薬〉の野菜と卵を100キロ離れた札幌に宅配する北海道豊浦町の農家のおじさんのはなし
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これがみんな喜ぶSDGsな農業だ! 海道豊浦町で始まった安全・安心でウマイ野菜と有精卵の農家自身による共同宅配サービス、そのノウハウとそれができるまでの涙と笑いのノンフィクション! 全国の小規模農家と〈SDGsな食と農〉を応援したい人たちの待望の一冊。 駒井一慶 著 2022年1月刊 四六判/並製/200頁 本体1500円+税〔税込1650円〕 ISBN 978-4-909281-36-4 C0061 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 プロローグ——消えたオスドリ 僕のセンス・オブ・ワンダー 木村秋則自然栽培農学校 ふぞろいなキューリ、真っすぐなキューリ 卵のないタマゴ屋さん 魔法の薬 鶏の餌 一個の角砂糖 一〇〇〇年の牛 野生の証明 ファーマーズシップ農業 僕の動的平衡 恋するタマゴ 牛乳の未来 食べる生命力 アイヌモシリ アクシデント再び 見える敵、見えない敵 新しい相棒 審判の日 持続可能農業への挑戦 エピローグ——オスドリが鳴いた 主な参考文献 あとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 駒井一慶(こまい・いっけい) 1951年北海道豊浦町生まれ。酪農学園短期大学卒業後、家業の酪農業に従事する2000年に「こまい牧場の牛乳」の製造・販売を始めるも2007年に牧場・ミルクプラントを閉鎖。2008年から養鶏業を始め、有精卵『恋するタマゴ』を販売すると同時に、農家による共同宅配サービスも行う。現在、農業生産法人ドリームファーム・プロジェクト代表取締役。野菜宅配サービス「ふぞろいなキューリ・アソシエイツ」主宰。著書に『安全な卵の見分け方』『牛とキャッチボール』(共に中西出版〔電子出版〕)。「ふぞろいなキューリ」のウェブサイト:fuzoroinaqri.wixsite.com/home
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フチの伝えるこころ——アイヌの女の四季
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1995年の名著『アイヌの四季』をアイヌ民族文化財団の助成を得て、英訳ページを付け、復刊しました。フチ(アイヌ語で尊敬すべきおばあさんの意)との暮らしのなかで著者が教わった、アイヌのこころや生活の知恵を紹介しています。 オハウやチタタプといったアイヌ料理のレシピも多数掲載されています! 右から開くと日本語版、左から開くと英語版という作りになっています。 計良智子 著 2018年12月刊 B5判/並製/208頁 本体2500円+税〔税込2750円〕 ISBN 978-4-909281-13-5 C0039 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 冬 春 夏 秋 ふたたび冬 おわりに —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 1947年、胆振管内白老町生まれ。「ヤイユーカラの森」運営委員。「ヤイユーカラ・アイヌ民族学会」創設メンバー、後、事務局長も務める。1994年「日本民藝館展」にチタラベ(花ござ)入選。2016年2月逝去。
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草地と語る——〈マイペース酪農〉ことはじめ
¥2,750
自然に則った酪農経営がNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介され、全国的に知られることとなった北海道中標津町の酪農家・三友盛行さんの〈マイペース酪農〉。その考え方と実践法を最新データからわかりやすく解説した注目のテキスト。 化学肥料と濃厚飼料を減らせば土・草・牛が蘇る! 近代日本の酪農のあり方を問い直し、三友農場の循環型酪農を解析する。 佐々木章晴 著 2017年3月刊 四六判/上製/248頁 本体2500円+税〔税込2750円〕 ISBN 978ー4ー902269ー97ー0 C0061 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 まえがき 第一章 草地に立つ 第二章 歴史を振り返る 第三章 風土は劇的に変わった 第四章 農学・農業技術は役に立つか 第五章 主体的に生きることと技術 第六章 マイペース酪農への気づき 第七章 三友農場の「一ha1一頭」の合理性 第八章 カギを握る「アルミニウム」 第九章 春施肥の意味 第一〇章 遅刈り、しかし適期刈り 第一一章 腐植、そして腐植酸 第一二章 永年草地を中心に回る経営 あとがき 主な参考文献 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 佐々木章晴(ささき・あきはる) 1971年、北海道別海町生まれ。12歳まで根釧地方で育つ。1995年、帯広畜産大学畜産環境科学専攻修了。専門は集約放牧による乳牛飼育技術に関する研究。95年4月より農業教員として主に栽培環境を担当し富良野農業高校・中標津農業高校などに勤務。2001年より〈マイペース酪農〉のモデルとされる三友農場の調査研究を行なう。2007年4月より当別高校園芸デザイン科教諭。著書に『これからの酪農経営と草地管理』(農文協)がある。
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北の学芸員とっておきの《お宝ばなし》——北海道で残したいモノ伝えたいコト
¥1,650
全道各地の博物館・資料館の学芸員たちが“おらが町のちょっとイイ話”“自慢の所蔵品”について熱く語った1冊。北の自然と文化と人間にまつわる選りすぐりの49編を集めた“北海道ウンチク本”の決定版。 北海道博物館協会学芸職員部会 編 2016年11月刊 四六判/並製/360頁 本体1500円+税〔税込1650円〕 ISBN 978ー4ー902269ー92ー5 C0039 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに 第1章 謎を秘めた北海道の生き物たち 第2章 プレート衝突が生み出した大地に眠るもの 第3章 天空に広がる星と月 第4章 ワイズユース・自然と人間の関わり 第5章 大地が育む人のおおらかさ・あたたかさ 第6章 北の大地で活躍した人々 第7章 北海道の戦争の記憶 第8章 地域に残る先祖伝来の風習 第9章 アイヌ語地名とアイヌ文化の伝承 第10章 遺跡から見えてくる古代の文化・風習 第11章 まちの記憶と文化を刻む古い建物や資料 あとがきに代えて —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【編者略歴】 北海道博物館協会学芸職員部会 北海道内各地の博物館・美術館・動物園・水族館等に勤務する学芸員有志が集う専門職集団。 北海道博物館協会(1961年〜)に属し、研修活動の場を通じて学芸職員としてのスキルアップと情報共有に取り組むと共に、学芸員それぞれの専門分野を生かして博物館相互の交流・連携を推し進めている。 1977年の設立で2016年に40周年を迎えた。会員数は約180名。
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北海道の守り方——グローバリゼーションという〈経済戦争〉に抗する10
¥1,540
TPPの影響を最も受ける〈日本の食糧基地〉北海道は、グローバリズムとどう闘えばよいのか。その具体的な戦略10カ条を農業・農政に精通したジャーナリストが開陳する。外交評論家・孫崎亨氏、北大名誉教授・太田原高明氏のほかJA北海道会長、北海道医師会会長、コープさっぽろ理事長、連合北海道会長などの原稿も収録。 久田徳二 編著 北海道農業ジャーナリストの会 監修 2015年12月刊 A5判/並製/240頁 本体1400円+税〔税込1540円〕 ISBN 978ー4ー902269ー85ー7 C0031 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに——「多国籍企業の時代」に 第1章 グローバリズムに突き進む安倍政権の正体 第2章 本格グローバリズム時代に北海道を守る道 第3章 戦後農政の大転換が目指すもの——農業・農協・農業委員会解体路線と新自由主義 第4章 「自由貿易」拡大で弱体化する日本農業 第5章 私たちはこう考える 第6章 パネル討論「TPPから北海道の命と食を守ろう」 あとがき ——「大筋合意」の検証と真の対策を求めて 巻末資料 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【編著者略歴】 久田徳二(ひさだ・とくじ) 1957年、名古屋市出身。北大農学部卒業後、北海道新聞社に入社。政治部、東京政経部などを経て現職。北大客員教授。北海道農業ジャーナリストの会副会長。著書に『あぐり博士と考える・北海道の農と食』(北海道新聞者)ほか。
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農村へ出かけよう——農都共生と食育のすすめ
¥1,100
ストレスを吹き飛ばし、おいしく健康的な生活を送るための第一歩。それは農村へ足を運ぶこと。すべての答えはそこにある——。北海道おすすめの体験農場、牧場、農家レストラン、農家民宿、ワイナリーなどの情報も満載。 林美香子 著 2009年6月刊 四六判/並製/180頁 本体1000円+税〔税込1100円〕 ISBN 978ー4ー902269ー35ー2 C0061 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに 第Ⅰ部 農村へ出かけよう 第Ⅱ部 地産地消と食育のすすめ 第Ⅲ部 フランスから学ぶ農都共生 第Ⅳ部 地域の宝を見直そう 第Ⅴ部 農都共生フォーラムから あとがき 北海道のおすすめ農村スポット —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 林美香子(はやし・みかこ) 1976年北海道大学農学部卒業。札幌テレビ放送(STV)勤務をへて85年よりフリーのキャスター、農業ジャーナリスト。2006年、「農村と都市の共生による地域再生の基盤条件の研究」で北海道大学より博士(工学)取得。2008~2020年、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任教授。北海道大学農学部客員教授。
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