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政治家秘書によるLGBT差別発言、形ばかりで中身が伴わないパートナーシップ制度、出生数80万人割れの少子化……そのすべてに関わる子育てする女性カップルの〈表〉には出てこなかった〈生の声〉を伝える本。
遠藤あかり・大島寿美子 著
2023年3月刊
A5判/並製/112頁
本体1100円+税〔税込1210円〕
ISBN 978-4-909281-52-4 C0036
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【目次】
プロローグ 疑問の答えを見つけたくて
第1章 五〇代で女性パートナーとともに五歳の子どもを育てる〈まーりんさん〉の話
自分自身のセクシャリティ/パートナーとの出会い/シリンジ法で子どもを迎える/二人の人から精子提供を受けて/親戚として出産に立ち会う/子育て/子どもにどう伝えるか/二人の教育方針/五〇代——おばあちゃん世代の子育て/子育ての面白さ/法的に守られていない同性カップルの親子関係/周囲との関わり方/家族の証明——パートナーシップと公正証書/同性にも結婚の選択肢を/うちにパパはいない——子どもから見た家族/息子はおそらく出自のことで悩まない
第2章 四〇代で女性パートナーとともに二人の子どもを育てる〈マミーチャンヌさん〉の話
二〇代での結婚と離婚/今の家族になるまで/子どもたちへのカミングアウト/カミングアウトのきっかけ/子どもたちに受け入れてもらえるかどうか/うちはママが二人——パートナーと子どもたち/周りの人へのカミングアウト/LGBTQに対する理解/親の反応/親戚にカミングアウトするかどうか/パートナーシップと法整備と反LGBTの動き/仕事とセクシャリティ/最近の思い出/子どもたちはアライ
第3章 三〇代の女性二人で一歳の子どもを育てる〈かえでさん〉〈りつさん〉の話
二人の出会い/情報収集/「親戚のおじさん」的なドナーとの関係/妊娠期と出産/家族の状況/職場へのカミングアウト/子どもが生まれてから/望まれて生まれたことを伝えたい
第4章 二〇代の二人で0歳の子どもを育てる〈しおんさん〉〈ともえさん〉の話
二人の出会い/ドナー探し/カミングアウト/LGBTの認識/妊娠と出産/家族の役割/これからのこと/家族の関係性
エピローグ ルポ・さっぽろレインボープライド2022
「にじいろかぞく」とともに/パレードスタート/周りの人たち/パレードが終わって
解題 「聞き書き」を通じて見えてくるリプロダクティブ・ヘルス/ライツの問題 大島寿美子
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【著者略歴】
遠藤あかり(えんどう・あかり)
2000年、北海道大空町生まれ。北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科卒業。本書は2022年度の卒業研究をもとにしたもの。
大島寿美子(おおしま・すみこ)
1964年、東京生まれ。北星学園大学文学部教授。著書に『がんの「語り」——語り手の養成から学校・医療・企業への派遣まで』(共著、寿郎社)、『「絆」を築くケア技法 ユマニチュード』(誠文堂新光社)、など。
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