-
難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた——四国八十八カ所を歩いて描く
¥1,870
体力自慢の富良野の絵描きが野宿しながら八十八カ所をひと寺一時間で描いて廻った前人未到の歩き遍路。各寺の御朱印も絵とともに収録。北大路公子も絶賛の寺めぐりエッセイ。 イマイカツミ 著 2019年10月刊 四六判/並製/248頁 本体4500円+税〔税込4950円〕 ISBN 978-4-909281-16-6 C0026 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 第1日 いきなりのお接待に面食らう―徳島県鳴門市大麻町~板野郡板野町(旅館泊) 第2日 足に水ぶくれが出来ていた―徳島県板野郡板野町~阿波市土成町(ビジネスホテル泊) 第3日 遍路ころがしを甘く見ていた―徳島県阿波市土成町~名西郡神山町(野宿/番外霊場・柳水庵) 第4日 遍路ころがしは終わらない―徳島県名西郡神山町~徳島市一宮町(旅館泊) 第5日 痛む足を引きずり地蔵越え―徳島県徳島市一宮町~徳島市八万町(野宿/八万温泉の駐車場) 第6日 風景や文化を楽しむ余裕がない―徳島県徳島市八万町~勝浦郡勝浦町(野宿/星谷運動公園) 第7日 謎の女性に再び出会う―徳島県勝浦郡勝浦町~阿南市新野町(旅館泊) 第8日 荷の重さに辟易しながら海に出る―徳島県阿南市新野町~海部郡美波町(野宿/道の駅・日和佐) 第9日 海を見ながらただひたすら歩く―徳島県海部郡美波町~海部郡海陽町(野宿/道の駅・宍喰温泉) 第10日 絶対勝ち抜いてやると僕は思った―徳島県海部郡海陽町~高知県室戸市佐喜浜町(旅館泊) ⋯⋯ほか。 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 イマイカツミ(今井克) 1975年大阪府生まれ、横浜市育ち。成蹊大学文学部卒。出版社に勤務したのち退社して画業に専念。2001年、北海道富良野市に移住し、農作業ヘルパーなどをしながら北海道や国内外の風景を描き続ける。著書に『廃材もらって小屋でもつくるか——電力は太陽と風から』(川邉もへじ・家次敬介との共著、寿郎社)、画文集に『谷間のゆり夕張』『大地のうた富良野』『北海道の駅舎(上・下)』(いずれも寿郎社)、『大人が楽しむはじめての塗り絵——北海道の旅』(いかだ社)がある。
MORE -
死ぬまで踊り続ける——花柳流から独立し北海道で〈嘉門流〉を立ち上げた舞踊家の半生
¥1,980
日本舞踊の名門・花柳流から独立し、郷里の北海道を拠点に新流派「嘉門流」を立ち上げた舞踊家・嘉門衛信が初めて語った“波乱万丈”の舞踊家人生。師から受け継いだ「大衆に語りかける踊り」とは何か? 嘉門衛信・安川誠二 著 2016年10月刊 四六判/並製/220頁 本体1800円+税〔税込1980円〕 ISBN 978ー4ー902269ー91ー8 C0073 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに 第1章 日舞への目覚め 第2章 内弟子時代 第3章 若きホープと呼ばれて 第4章 師・花柳徳兵衛 第5章 日本舞踊学校の設立とその借金返済 第6章 室蘭で創作舞踊 第7章 50カ国での日舞公演 第8章 嘉門流の誕生 あとがきに代えて 嘉門衛信 年譜 解説 参考・引用文献 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 嘉門衛信(かもん・えいしん) 本名・鳴海強。1945年(昭和20年)北海道室蘭市生まれ。1961年(昭和36年)15歳で舞踊家を志して上京、花柳徳兵衛師匠の内弟子として入門。68年(昭和43年)室蘭に帰京し「衛信の会」を主宰し、弟子を養成する傍ら、北海道をテーマとした創作活動を始める。2001年(平成13年)花柳流から独立し嘉門流を旗揚げする。現在、室蘭、八戸、札幌に舞踊研究所(教室)を開き、これまで指導した弟子は300人以上、師範は60人にのぼる。 1994年(平成6年)第1回室蘭市民芸術文化賞受賞、95年(平成7年)札幌市民芸術祭奨励賞受賞、2002年(平成14年)室蘭市より第1回「室蘭ふるさと大使」を委嘱、2008年(平成20年)第38回北海道版文化団体協議会賞受賞。札幌市在住。 安川誠二(やすかわ・せいじ) 1961年(昭和36年)東京都生まれ。業界紙記者、北海道新聞記者を経て、現在、ライター・編集者。「親子で憲法を学ぶ札幌の会」共同代表。共著に『ダメなものはダメと言える《憲法力》を身につける』(寿郎社)がある。
MORE -
札幌の映画館〈蠍座〉全仕事
¥4,950
札幌駅北口で1996年から2014年まで営業した名画座〈蠍座〉。その18年6カ月の間、館主田中次郎が書き続けた歯に衣着せぬ作品解説とコラムが人気の月間番組表〈蠍座通信〉を全号収録。映画ファン興奮必死の1冊。 田中次郎 著 2016年6月刊 B5判/上製/948頁+口絵4頁 本体4500円+税〔税込4950円〕 ISBN 978ー4ー902269ー89ー5 C0074 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 蠍座の18年と6カ月1 決意 蠍座の18年と6カ月2 迷走 蠍座の18年と6カ月3 転機 蠍座の18年と6カ月4 別れ あとがき 索引 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 田中次郎(たなか・じろう) 1952年、北海道岩見沢市生まれ。20代半ばより札幌市内の映画興行会社に勤務、計9館の支配人を経験する。1995年に映画興行会社を退社。約1年間の準備期間ののち札幌市北区に映画館〈蠍座〉を個人開業。18年6カ月のあいだ北海道内でただ1館の名画座仕様の映画館として活動するも、2014年12月30日をもって活動を終える
MORE -
青函連絡船をめぐる僕たちのたたかい
¥1,870
〈国鉄ファン〉にとっては涙なくしては語れない青函連絡船。1980年代、その存続・保存運動に奔走した人々がいた。港町《函館のシンボル》を愛してやまなかった市民の〈意地〉と〈先見〉の記録。 奥村茂樹 著 2015年12月刊 四六判/並製/204頁 本体1700円+税〔税込1870円〕 ISBN 978ー4ー902269ー84ー0 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに 序章 偶然の出会い 第1章 なぜ国鉄は分割・民営化するのか 第2章 〈連絡船を守る会〉との出会い 第3章 連絡船シンポジウムとフォーラム 第4章 連絡船フェスティバル 第5章 連絡船LOVE&ラブ 第6章 歌の生まれる街 第7章 街づくりと連絡船存続 第8章 さよなら連絡船 第9章 連絡船を買おう市民の会 終章 灯は消えず おわりに —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 奥村茂樹(おくむら・しげき) 1950年(昭和25年)函館市生まれ。中学校卒業後上京。横浜・東京で様々な職業を経験。 78年化粧品会社に就職し転勤生活。93年より函館でタクシー運転手。2013年退職し現在無職。ときどき一市民ジャーナリストの眼で社会問題を検証する。
MORE -
レディが群れに帰るまで——母を亡くしたチンパンジーと飼育員の物語
¥1,540
「この子を群れに帰したい」。円山動物園始まって以来の挑戦の日々を、チンパンジーの生態や飼育の舞台裏とともに克明に綴った感動の動物ノンフィクション! 野谷悦子 著 2013年8月刊 四六判/並製/148頁+口絵16頁 本体1400円+税〔税込1540円〕 ISBN 978ー4ー902269ー64ー2 C0045 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに——円山動物園のチンパンジーについて 動物園コラム1——移動は大変だよ この物語に登場するチンパンジーたち プロローグ 動物園コラム2——種の保存 母エリサの死 動物園コラム3——獣医さんの仕事 人工保育スタート ガラス越し・檻越しの対面 お兄ちゃんとの再会 チンパンジー流のあいさつを教える 動物園コラム4——復帰訓練の裏側 ケン兄ちゃんの優しさ 寝室の引っ越し 子ども同士の遊びが活発に 離乳食スタート 心を開き始めたレディ ケン兄ちゃんの死 離れていた時間が絆を強める レディ、ギプスをはめる はじめての留守番 良きライバル、テス ボスはつらいよ 肝っ玉かあさん、ガチャに会う お泊まり会 レディを成長させた妹と弟 思春期のチャー坊 屋外での復帰訓練スタート 動物園コラム5——エサ隠しのエンリッチメント スージーとの出会い 祐川さん抜きでチャー坊と会う 難関、チャコ さようなら、哺乳瓶 動物園コラム6——アニマルファミリー チャー坊、再び 三度目の正直、チャコとのふれあい 父との出会い、家族が一つに エピローグ——母になる日を夢見て 少し長めのあとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 野谷悦子(のたに・えつこ) 1958年(昭和33年)北海道深川市生まれ。東邦大学薬学部大学院修士課程修了。東京の医療・看護系出版社を経て、1991年、札幌県の情報誌を発行する道新オントナに入社。92年〜2000年、編集長。以後、フリーランスとなり、農業・農村、地域振興、円山動物園などを主なテーマとして取材。北海道テレビ放送『イチオシ!』コメンテーター。動物や自然が好きで、趣味はスキューバダイビングとエコツアー。「ザリガニと身近な水辺を考える会」の事務局も務める。著書に『さっぽろ円山動物園ガイドブック』(北海道新聞社)。
MORE -
成功する仕事の基本とビジネスマナー——学生・社会人のための実践的テキスト
¥1,980
ビジネス(教養)に欠かせないロングセラー。学生・社会人のための実践的テキスト。 椿明美・和田佳子・官尾昌子 著 2006年3月刊 B5判/並製/128頁 本体1800円+税〔税込1980円〕 ISBN 978ー4ー902269ー18ー5 C0030 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 第1章 人はなぜ働くのだろう? 1 働くことの意味 2 どのように働きたいのか——ライフプランとキャリアプラン 3 会社・組織の仕組み 第2章 コミュニケーションって何だろう? 1 コミュニケーションの成り立ち 2 印象形成とノンバーバル・コミュニケーション 3 コミュニケーションのための自己理解 4 コミュニケーションのための自己表現 5 ディベートとアサーティブ・トレーニング 第3章 仕事はどう進めればよいのだろう? 1 仕事の基本 2 会議の運営と参加の仕方 3 仕事のコーディネート 4 ビジネス文書の基本(社内文書と社外文書) 5 顧客満足とクレーム対応 第4章 社会人としてのマナーを知ろう 1 会話と言葉遣い 2 電話の対応 3 来客応対と訪問マナー 4 慶弔の知識 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 椿明美(つばき・あけみ) 札幌国際大学短期大学部助教授。日本大学法学部政治経済学科卒業。 著書に『新しい時代の秘書ビジネス論』(紀伊國屋書店)、『働く女性(ひと)』(文眞堂)、『オフィスワーク演習ノートemPOWER』(久須美英男プランニング事務所)ほか。 和田佳子(わだ・よしこ) 北海道武蔵女子短期大学助教授。藤女子大学文学部英文学科卒業。 著書に『新しい時代の秘書ビジネス論』(紀伊國屋書店)、『働く女性(ひと)』(文眞堂)、『ビジネスコミュニケーションとマナー』(久須美英男プランニング事務所)ほか。 官尾昌子(かんお・まさこ) 北海道武蔵女子短期大学助教授。国際基督教大学大学院行政学研究科博士前期課程修了(行政学修士)。 著書に『現代社会と人間——真の豊かさを求めて』(函館大谷女子短期大学北海道生活科学研究所)、『ビジネスコミュニケーションとマナー』(久須美英男プランニング事務所)ほか。
MORE -
女性のためのホンモノの温泉案内
¥1,320
温泉で心から癒されたいあなたへ 大切なお金と時間を使って肌を荒らす塩素入りの温泉にわざわざ出かけていませんか? 最高のお湯とサービスを備えた、温泉教授お墨付の全国の名宿60軒を掲載。 松田忠徳 著 2004年11月刊 四六判/並製/204頁 本体1200円+税〔税込1320円〕 ISBN 978ー4ー902269ー11ー2 C0026 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 プロローグ あなたはなぜ温泉に行くのですか? 第1章 そこは美肌づくりの温泉か 第2章 ホンモノの温泉とは何か 第3章 女性のための温泉術 第4章 家族風呂と水のはなし 第5章 [平成版]女性のための湯治術 エピローグ 温泉の未来は女性が作る 温泉教授のお墨付 女性におすすめの全国温泉宿ガイド〈60選〉 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 松田忠徳(まつだ・ただのり) 1949年(昭和24年)北海道虻田町洞爺湖温泉に生まれる。温泉を産湯に、混浴の共同浴場を揺りかごに育つ。 東京外国語大学大学院修了。専攻はモンゴル学、アフリカ文学。現在は札幌国際大学観光学部教授として、日本で唯一の温泉文化論の教鞭をとる傍ら、旅行作家、翻訳家としても活躍。1998年から1年8カ月をかけてキャンピングカーで寝泊りしながら日本列島縦断を敢行し全国2500湯を調査した。現在までに浸かった温泉は4400湯以上。主著に『決定版 北海道ホンモノの温泉』(寿郎社)、『検証 黒川と湯布院——九州が、日本の温泉を変えた!!』(熊本日日新聞社)、『温泉教授の温泉ゼミナール』『温泉教授の日本全国温泉ガイド』『温泉教授の日本百名湯』『ホンモノの温泉は、ここにある』(いずれも光文社新書)、『列島縦断2500湯』(日本経済新聞社)、『おとなの温泉旅行術』(PHP新書)、『温泉力』(集英社インターナショナル)など。
MORE