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文政四年の激震〈相馬大作事件〉——江戸と蝦夷地を揺るがせた津軽と南部の確執

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岩手県では「忠臣」、青森県(津軽地方)では「大悪人」と言われる相馬大作は、なぜ大砲による津軽藩主暗殺を企てたのか?その思想と事件の全容に迫るカギはロシアと蝦夷地にあった——。戦後埋もれた“近世の大事件”を“激動の令和”に呼び覚まし、丁寧な解説を加えた歴史ファンの必読書。

下斗米哲明 著

2022年11月刊
四六判/並製/208頁
本体2300円+税〔税込2530円〕
ISBN 978-4-909281-46-3 C0021

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【目次】
はじめに
基本用語・史料について
主な登場人物
序章 激震
第一章 南部藩と津軽藩
 第一節 南部藩と津軽藩の成立
 第二節 南部・津軽の藩境問題
第二章 幕藩体制と北辺防備
 第一節 幕府が抱える諸問題
第三章 蝦夷地の場所経営と北辺防備の方針
 第一節 幕府の蝦夷地直轄の経緯
 第二節 ゴローニン事件の顛末
第四章 幕府の蝦夷地経営と警備の動向
 第一節 蝦夷地警備方針の急変
 第二節 大作の帰郷と兵聖閣建設計画
第五章 幕政と蝦夷地の異変
 第一節 老中首座の執政と蝦夷地政策
 第二節 兵聖閣の完成と実戦訓練  
第六章 大作の志を揺るがす異変
 第一節 度重なる凶事
 第二節 大作江戸へ向かう
 第三節 大作の決意と南部藩の後継者問題
第七章 津軽候要撃未遂事件の顛末
 第一節 要撃計画と現地調査
 第二節 相馬大作事件の吟味と裁定
第八章 直轄廃止と松前藩復領
 第一節 直轄廃止の波紋
 第二節 その後の世相
 第三節 大作の墓碑と戒名
終章 大作の遺志継承者
あとがき
参考史料
参考文献
年表

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【著者略歴】
下斗米哲明(しもとまい・てつあき)
1950年(昭和25年)北海道三石町(現・新ひだか町)生まれ。1966年、北海道立静内高校入学。郷土史クラブに所属し、縄文・擦文・アイヌ期遺跡の発掘調査に参加する。また一年間、休学して自転車で日本を一周、城郭などを見て回る。1970年、北海道庁に入庁。福祉・環境・広報などの業務につく。
2011年、北海道立アイヌ民族文化研究センター副所長を最後に北海道庁を退職。道新文化センターや札幌市生涯学習総合センターちえりあでの歴史講座の講師を務める。現在、北海道下斗米会(相馬大作の会)事務局長。

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