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芦別 炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史

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芦別最後の坑内掘炭鉱の閉山(1992年三井芦別炭鉱閉山)から30年をへて明らかにされた〈炭鉱内部の仕事〉〈賃金〉〈労働者の移入・移出〉〈事故の発生状況〉、そして〈住まい〉や〈子どもの学校〉〈女性たちの活動〉……。炭都・芦別に移住し、働き、暮らし、そして去って行った膨大な人たちの足跡を追った、気鋭の研究者たちによる〈炭鉱研究〉〈地域史研究〉の比類なき一冊。

嶋﨑尚子・西城戸誠・長谷山隆博 編著

2023年12月刊
B5判/並製/340頁(口絵52頁)
本体4000円+税〔税込4400円〕
ISBN 978-4-909281-56-2 C0036

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【目次】
はじめに⋯⋯嶋﨑尚子
写真記録 昭和の芦別⋯⋯長谷山隆博 編
第1章 石炭と電力のマチ——国産エネルギー供給地としての芦別の歴史⋯⋯島西智輝
第2章 ビルド鉱三井芦別の人員確保と労働者の定着⋯⋯嶋﨑尚子
第3章 ビルド鉱の衰退と閉山——芦別を去る人・留まる人⋯⋯嶋﨑尚子
第4章 樺太引揚者の足跡から辿る戦後の芦別と石炭産業⋯⋯坂田勝彦
第5章 炭鉱の学校と子ども⋯⋯笠原良太
第6章 三井芦別炭鉱での仕事⋯⋯清水拓
第7章 災害報告から読む三井芦別炭鉱の事故⋯⋯長谷山隆博
第8章 三井芦別労働組合と精妙な賃金体系⋯⋯中澤秀雄
第9章 炭鉱町から地方都市へ——戦後芦別市の地域産業構造と社会移動の変遷……新藤慶
第10章 芦別で働いた人たち——芦別出身者と転入者の比較を通して⋯⋯新藤慶
第11章 芦別の女性たちの組織活動——主婦会・婦人会、生活学校を中心として⋯⋯西城戸誠
終章 炭鉱は芦別に何を残したのか——まとめにかえて⋯⋯西城戸誠
あとがき⋯⋯長谷山隆博
年表
索引

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【編著者略歴】
嶋﨑尚子(しまざき・なおこ)⋯⋯1963年、東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻はライフコース社会学、家族社会学。
西城戸誠(にしきど・まこと)⋯⋯1972年、埼玉県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻は環境社会学・地域社会学。
長谷山隆博(はせやま・たかひろ)⋯⋯1959年、北海道生まれ。1993年の星の降る里百年記念館開館から芦別市で学芸員として勤務、2020年に定年退職。現在、同館アドバイザー。専攻は日本考古学、北海道近現代史。

【著者略歴】
笠原良太(かさはら・りょうた)⋯⋯1990年、茨城県生まれ。実践女子大学生活科学部生活文化学科専任講師。専攻は家族社会学、ライフコース社会学。
坂田勝彦(さかた・かつひこ)⋯⋯1978年、千葉県生まれ。群馬大学情報学部教授。専攻は社会問題の社会学、生活史研究。
島西智輝(しまにし・ともき)⋯⋯1977年、北海道生まれ。立教大学経済学部教授。専攻は日本経済史・経営史。
清水拓(しみず・たく)⋯⋯1991年、長崎県生まれ。早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員、法政大学大原社会問題研究所兼任研究員。専攻は産業・労働社会学。
新藤慶(しんどう・けい)⋯⋯1976年、千葉県生まれ。群馬大学共同教育学部准教授。専攻は地域社会学、教育社会学。
中澤秀雄(なかざわ・ひでお)⋯⋯1971年、東京都生まれ。上智大学総合人間科学部教授。専攻は地域社会学。

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