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家族[北海道くらしのうた4]
¥1,100
天井裏に言い忘れていた言葉がある——。歳月があざなう家族の禍福と郷愁。戦後の雑踏をのたくってきた男が古希を過ぎて纏めた鎮魂の第一詩集。《北海道くらしのうた》第4弾。 田中秀穂 著 2021年1月刊 四六判/上製/48頁 本体1000円+税〔税込1100円〕 ISBN 978-4-909281-31-9 C0092 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 家族 クロッカス 病棟の朝 蜘蛛 転校生 長男誕生 百舌鳥 菜洗橋 手紙 家 帰郷 太郎 小市民 阿佐ヶ谷 「トム」のこと 「おりゅうさん」のこと 夏来たる あとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 田中秀穂(たなか・ひでほ) 1949年、島根県大田市生まれ。北海道滝川市在住。
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句集 楡の東風[北海道くらしのうた3]
¥2,420
昭和29年から飯田蛇笏・龍太の〈雲母〉に参加し、平成の〈白露〉をへて大串章主宰の〈百鳥〉に至る61年間の俳句2500余りを収録。戦後北海道の〈不易流行〉を表象した一大句集。 野々村紫 著 2017年9月刊 四六判/上製/480頁 本体2200円+税〔税込2420円〕 ISBN 978ー4ー909281ー05ー0 C0092 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 氷下魚 昭和二九—三七年(一七九句) 雲母 昭和二九—平成四年(九六〇句) 白露・曜の会 平成五—七年(一六四句)/平成二七—二八年(四八句) 百鳥 平成七—二七年(一一五五句) 百鳥特集頁・コラム (四五句) 歳時記・俳壇など (四三句) —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 野々村紫(ののむら・むらさき) 1920年(大正9年)北海道生まれ。20代後半の療養中に俳句と出会い、伊藤凍魚〈氷下魚〉、飯田蛇笏・龍太〈雲母〉、大串章〈百鳥〉に師事。現在、『百鳥』同人、俳人協会会員。
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今日はそういう日[北海道くらしのうた2]
¥1,210
向かい風だってだいじょうぶ。そのうち風向きが変わるから。背中を押してくれるから——。富良野の穏やかな風が心をそっとなでてゆく、そんな癒しの詩集。 やすいなお子 著 2016年8月刊 四六判/並製/196頁 本体1100円+税〔税込1210円〕 ISBN 978ー4ー902269ー90ー1 C0092 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 春支度 始まりの季節 冷たい風 証拠 不器用 銀河鉄道 社会ノマド まる 輪 ぽぽたん 失くしもの ウルオウ 春夜風 それぞれのかたち 地図 発芽 伝達屋さん 愛おしい日々 あいさつ さんすう 一日一歩 ワタシ いちばんの 認めています その先 成長 ほか —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 1982年、北海道中富良野町生まれ。現在、富良野市在住。フリーター、夢ロゴアートインストラクター。 趣味はカフェめぐり、自然の声を聴く、書道、写真など。 日々の気づきや小さな幸せをあつめて言葉をつづっています。 第一詩集『一番前のまえならえ』(2007年、ありなゆんの筆名で)。
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蝶のみち 松原浩子歌集[北海道くらしのうた1]
¥1,650
鎮魂と懸命の日々を飄々と——。 北の地で生まれ育った一人の女性88歳。 その風雪に耐え抜いてきた人生からあふれる滋味豊かな〈うた〉の数々——。 松原浩子 著 2015年7月刊 A5版/上製/84頁 本体1500円+税〔税込1650円〕 ISBN 978ー4ー902269ー78ー9 C0092 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 春 夏 秋 冬 戦中戦後 亡き人偲ぶ 網膜剥離の歌——短歌つくり始めの理由 米寿 あとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 松原浩子(まつばら・ひろこ) 1927年(昭和2年)小樽市生まれ。 1944年(昭和19年)庁立小樽高等女学校卒業。 1952年(昭和27年)結婚で札幌へ。
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初蝶通信【たろはなびとの本】
¥2,420
北海道苫小牧市が生んだ”中高年詠み手の星”となりうる出口明彦のデビュー作にして最高傑作! 短歌初心者にもとっつきやすく刺激的な三三七首を収録。 出口明彦 著 2014年7月刊 A5版/フランス装/156頁 本体2200円+税〔税込2420円〕 ISBN 978ー4ー902269ー71ー0 C0092 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 昭和酔夢吟 カプセルの夜 貨物船忌 明日出る問題 少女の命運 お弁当アート 騒騒抄 懲役太郎 歩道橋の猫 狐の子 少年といふ方法 与太郎窮歌 枕詞のレッスン 幇間 ブコウスキーの骨 ロケットマン モップの歌 光る目 歌の歌 十年 滴滴抄 男の子の裁縫箱 越冬歌 あとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 出口明彦(でぐち・あきひこ) 1955年生。2002年同人歌誌「太郎と花子」入会。松川洋子に師事。現在、同誌編集委員。工房を営む。最後の世代の文字職人。
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