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「銀河鉄道の夜」の謎を解く——〈彼ら〉はいったい何者なのか
¥1,980
国民的名作童話には《謎》がいっぱい。 賢治が遺した〈ことば〉を頼りにその謎解きに挑む《新感覚の文芸批評》! ●いじめられているジョバンニをカムパネルラはなぜ助けない? ●ジョバンニの父はなぜ監獄あに行った? ●沈没事故で死んだ姉弟はなぜ日本人なのか? ●「鳥捕り」が列車の乗り降り自由なのはなぜか? 「銀河鉄道の夜」を何度も読み返したくなる本。 三浦幸司 著 2022年3月刊 四六判/上製/184頁 本体1800円+税〔税込1980円〕 ISBN 978-4-909281-41-8 C0095 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに 主な登場人物/物語のあらすじ 〔1〕ジョバンニはなぜ銀河鉄道に乗れたのか 第三次稿と第四次稿の違い ジョバンニと影との関わり ジョバンニの背負った苦難 父親が長期に不在(監獄にいるのかもしれない)とは カムパネルラの三度の沈黙 「ぼんやり」が意味するところ ジョバンニの上った「黒い丘」とは 「ケンタウル祭」はお盆――生と死がつながる行事 丘の上にある「天気輪の柱」とは何か ジョバンニはなぜ銀河鉄道に乗れたのか 〔2〕銀河鉄道は天空を走らない 銀河鉄道は空に昇らない 星と地上の一体化 空には星が残っていたのか 〔3〕「カトリック風の尼さん」とは何者か 銀河鉄道の様々な乗客たち 車内に現れた「尼さん」と「車室の中の旅人たち」 「尼さん」はジャンヌ・ダルクか 賢治の時代にジャンヌ・ダルクは聖人に 「ハルレヤ」を唱える人々 〔4〕「鳥を捕る人」の真実の姿 鳥獲りの容貌に注目しよう 鳥獲りは戦争の犠牲者 「ぼろぼろの外套」はアイデンティティー ほかにもある軍人のしるし 〔5〕「灯台守」とは何者か 「灯台守」は自立した労働者のこと 「灯台守」はなぜ「灯台守」なのか? 「灯台」=「時計台」という連想も 「灯台」は札幌の時計台だった? 〔6〕「姉弟」だけ日本人なのはなぜか 賢治の妹と弟がモデルの「姉弟」の登場 賢治はタイタニック号沈没事故を知っていたか 姉と弟だけなぜ日本人の名前なのか 「生き残った日本人」への非難 〔7〕「トウモロコシの種まきを語る人」とは何者か 声だけがする乗客 賢治が語った「アメリカンインデアンの式」 手塚治虫が捉えた「銀河鉄道の夜」の核心 〔8〕車窓から見える人たちについて 赤帽の信号手とはだれか 小さな小屋の前の子どもとは 空の工兵大隊の出現 シベリア出兵に向けた花巻での演習 双子の星の二つの話 「蝎の火」の物語 「ケンタウルの村」とは 赤い腕木を連ねて立つ二本の電信柱 〔9〕ジョバンニの友・カムパネルラのモデルとは 保阪説とトシ説 岩手山行の誓い 保阪嘉内の退学処分 「石炭袋」(そらの孔)と「きれいな野原」の意味 〔10〕カムパネルラとジョバンニにとっての「銀河鉄道」 カムパネルラの銀河鉄道 ジョバンニの銀河鉄道 ジョバンニの切符が意味するもの 「四つ折り」とは何を示すか 〔11〕銀河鉄道と路線についての不思議 銀河鉄道は軽便鉄道なのか 基本は銀河鉄道の位置関係の確定から 左岸を走る銀河鉄道とプリオシン海岸 〔12〕銀河鉄道の座席の位置 ボックスシートかロングシートか 乗客たちの座席の位置 右岸・左岸問題の解決 天の川銀河を見てみよう 終わりに——「銀河鉄道の夜」のテーマを考える 参考文献 あとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 三浦幸司(みうら・こうじ) 1947年(昭和22年)、小樽市に生まれる。北大童話研究会、同人誌「原野の風」などに所属した。現在、日本児童文学者協会会員・評議員、北海道文学館理事、札幌市民芸術祭・市民文芸委員、子どもの本・九条の会会員、宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員。札幌市在住。
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ふぞろいなキューリと地上の卵 ——〈無肥料・無農薬〉の野菜と卵を100キロ離れた札幌に宅配する北海道豊浦町の農家のおじさんのはなし
¥1,650
これがみんな喜ぶSDGsな農業だ! 海道豊浦町で始まった安全・安心でウマイ野菜と有精卵の農家自身による共同宅配サービス、そのノウハウとそれができるまでの涙と笑いのノンフィクション! 全国の小規模農家と〈SDGsな食と農〉を応援したい人たちの待望の一冊。 駒井一慶 著 2022年1月刊 四六判/並製/200頁 本体1500円+税〔税込1650円〕 ISBN 978-4-909281-36-4 C0061 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 プロローグ——消えたオスドリ 僕のセンス・オブ・ワンダー 木村秋則自然栽培農学校 ふぞろいなキューリ、真っすぐなキューリ 卵のないタマゴ屋さん 魔法の薬 鶏の餌 一個の角砂糖 一〇〇〇年の牛 野生の証明 ファーマーズシップ農業 僕の動的平衡 恋するタマゴ 牛乳の未来 食べる生命力 アイヌモシリ アクシデント再び 見える敵、見えない敵 新しい相棒 審判の日 持続可能農業への挑戦 エピローグ——オスドリが鳴いた 主な参考文献 あとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 駒井一慶(こまい・いっけい) 1951年北海道豊浦町生まれ。酪農学園短期大学卒業後、家業の酪農業に従事する2000年に「こまい牧場の牛乳」の製造・販売を始めるも2007年に牧場・ミルクプラントを閉鎖。2008年から養鶏業を始め、有精卵『恋するタマゴ』を販売すると同時に、農家による共同宅配サービスも行う。現在、農業生産法人ドリームファーム・プロジェクト代表取締役。野菜宅配サービス「ふぞろいなキューリ・アソシエイツ」主宰。著書に『安全な卵の見分け方』『牛とキャッチボール』(共に中西出版〔電子出版〕)。「ふぞろいなキューリ」のウェブサイト:fuzoroinaqri.wixsite.com/home
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終わりなきタルコフスキー
¥2,860
ソ連の詩的映像作家アンドレイ・タルコフスキーが世を去って35年。しかし彼の作品への評価は高まることがあっても古びることは決してなく、映画館でも「タルコフスキー映画祭」が常に開催され、新しいファンを獲得し続けている。難解と言われるタルコフスキー映画全8作を詳細に解説すると共に全作品のフィルモグラフィーとタルコフスキー家の年譜も収録したタルコフスキー本の決定版。 忍澤勉 著 2022年1月刊 四六判/並製/440頁 本体2600円+税〔税込2860円〕 ISBN 978-4-909281-40-1 C0074 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに——永劫たる瞬間 第1章 物語の深淵——隠された意図 序 パステルナークの予言 〔1〕光と水の寓話——『ローラーとバイオリン』 〔2〕楽園への越境——『僕の村は戦場だった』 〔3〕無言の創造力——『アンドレイ・ルブリョフ』 〔4〕虚空の孤独——『惑星ソラリス』 〔5〕記憶の牢獄——『鏡』 〔6〕絶望の中の希望——『ストーカー』 〔7〕死に至る郷愁——『ノスタルジア』 〔8〕神なき者の祈り——『サクリファイス』 第2章 家族の投影——芸術的ポートレイトの深層 〔1〕追慕——『ローラーとバイオリン』 〔2〕憤怒——『僕の村は戦場だった』 〔3〕告白——『アンドレイ・ルブリョフ』 〔4〕帰順——『惑星ソラリス』 〔5〕解放——『鏡』 〔6〕離脱——『ストーカー』 〔7〕捕囚——『ノスタルジア』 〔8〕逃亡——『サクリファイス』 第3章 モチーフの躍動——物語を紡ぐ事物 〔1〕自然と動物 〔2〕身体と行為 〔3〕人工物・食物の属性 〔4〕超自然と信仰 第4章 核時代への視線——内包された予言 〔1〕この時代に携えるもの 〔2〕陸前高田の一本松とタルコフスキー 〔3〕初期の作品に描かれた「戦争」——第二次世界大戦下の核の風景 〔4〕『惑星ソラリス』——放射線の返礼 〔5〕『鏡』——汚染された煙と雨 〔6〕『ストーカー』——核イメージとしての放熱塔 〔7〕『ノスタルジア』——世界の終わりの風景 〔8〕『サクリファイス』——核戦争後の夜に 〔9〕黒澤明の『生きものの記録』との比較 〔10〕タルコフスキーの視線——私たちのバケツ 注 主な参考文献 年譜 あとがき——収斂と拡散 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 忍澤勉(おしざわ・つとむ) 1956年東京生まれ。編集プロダクション、広告制作会社、出版社勤務を経て、著述業。日本SF作家クラブ会員。「『惑星ソラリス』理解のために——『ソラリス』はどう伝わったのか」で第7回日本SF評論賞の選考委員特別賞を受賞。「ものみな憩える」で第2回創元SF短編賞の堀晃賞受賞、『原色の想像力2』(創元SF文庫)に収録。岡和田晃編『北の想像力』(寿郎社)では「佐々木譲論」を、同『現代北海道文学論』(藤田印刷エクセレントブックス)では「佐藤泰志論」を執筆。
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がんの「語り」——語り手の養成から学校・医療・企業への派遣まで
¥2,420
マイナスに思えた体験がプラスに変わり、語り手と聞き手双方に「前に進む力」をもたらす〈がん体験の語り〉。その語り手の「語り」の作り方から学校・医療機関・企業での講演の仕方まで、NPO法人キャンサーサポート北海道が培ってきたノウハウを公開した、〈がん体験者〉〈がん教育・啓発活動に携わる方〉必読のテキスト。 NPO法人キャンサーサポート北海道 大島寿美子・米田純子・宇佐美暢子・木村恵美子 著 2021年11月刊 B5判/並製/92頁 本体2200円+税〔税込2420円〕 ISBN 978-4-909281-39-5 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 第1章 語りの意味 1-1 語りとは 1-2 がん体験の語りが必要とされる背景 1-3 私たちの「語り」の特徴 事実と気持ち サポートスタッフとの共同作業 「患者」ではなく「人」としての語り 第2章 語りを作る・語る 2-1 原稿を書く まずは「年表」 「カルテ」はいらない 時の流れに身をまかせないで 人間関係のもつれ 同音異義語 固有名詞は慎重に 気持ちを引き出す みんなで作る 2-2 語りを磨く スライドの作成 発声練習 動画やオンライン 第3章 語りを活かす 3-1 学校教育に活かす わかりやすく、一文は短く 語りを助けるスライド 「怖がらせて終わり」はNG まず、先生にわかってもらおう 事前打ち合わせにこそ時間をかけよう 教訓はいらない 質問や感想文は宝物 乳がん体験者が語った例 小学5年生の道徳授業 精巣がん体験者が語った例 中学1年生の道徳授業 配慮が必要な子がいる場合 3-2 医療に活かす 治療やケアに役立つ「がんの語り」 がんで変化した日常・医療者との関係を語ろう [診断前の生活を大切に] [診断・治療方針の決定 そのとき] [治療による心と身体の変化 医療用語はどんどん使おう] [医療者の言葉・態度に一喜一憂] [治療後の暮らし 私が病いを語る理由] 医療者に語りを届けるまでの準備 医療者の前で語る 緩和ケア研修会で語った例 [アンケート結果に手ごたえ] [共感し、理解を深め学ぶ 自分の言動を振り返ることも] 3-3 企業研修に活かす 企業として体験者に聞きたいことは? 両立の工夫を語ろう 退職した理由を語ろう 就労支援解説とセットでも 第4章 養成・派遣の窓口とお金の話 多様な研修会で 全国で 私たちの経験では 報酬決定 こう考える [語ってみました……横田文恵/Y.M./前川純子/内藤郁子/山崎政彦/和賀豊/井上美智代] 付録 年表/ストーリーボード/原稿用紙 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者紹介】 大島寿美子(おおしま・すみこ)⋯⋯NPO法人キャンサーサポート北海道理事長。北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科教授 米田純子(よねた・じゅんこ)⋯⋯NPO法人キャンサーサポート北海道理事 宇佐美暢子(うさみ・のぶこ)⋯⋯NPO法人キャンサーサポート北海道理事。札幌市がん教育実践研究会委員 木村恵美子(きむら・えみこ)⋯⋯NPO法人キャンサーサポート北海道理事。緩和ケア認定看護師
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アイヌモシリ【静かな大地=北海道】に生きて——昭和十年、日高地方に生まれたある高校英語教師の自叙伝
¥2,860
〈屯田兵〉の孫として生まれ、多くのアイヌの人々が暮らす村で育ち、やがて「アイヌ共有財産裁判」の支援など、アイヌ民族の権利回復運動に全身全霊で取り組んだある元高校英語教師の「昭和(戦前・戦後)」「平成」「令和」の記録。 2021年9月刊 A5判/並製/528頁+口絵12頁 本体2600円+税〔税込2860円〕 ISBN 978-4-909281-38-8 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 第1章 北海道と家族の歴史 1 アイヌ文化は残っていた 2 北海道は日本の「内国植民地」であった 3 私の祖父は屯田兵家族として北海道へ来た 第2章 幼児期から大学卒業まで 1 動物をたくさん飼う生活 2 「新冠御料牧場」のど真ん中、戦争に負けてどうなったか 3 転校して浦河高校へ 4 大学時代 第3章 教員生活 1 伸び伸びと教育活動ができた 2 新年度が始まってから、急遽の依頼で母校・浦河高校へ 3 教育の総仕上げとなった苫小牧東高校 4 札幌東商業高等学校 第4章 定年後の旅の記録 1 地球一周ピースボートの旅〈1〉 2 地球一周ピースボートの旅〈2〉 3 地球一周ピースボートの旅〈3〉 4 古道・様似山道を歩く 5 芭蕉「おくのほそ道」を辿る旅 6 知床世界遺産を歩く八〇代の三人旅 第5章 教育外の組織的活動(サークル活動) 1 札幌浦高会(同窓会) 2 NMFスキークラブ 3 ソーシャル・ダンス 4 プロジェクト・ウエペケレ 5 ピアニヤン 6 北海道を歩こう 第6章 「少数民族問題懇談会」とその他のアイヌ民族の課題 1 少数民族問題懇談会、旗揚げ 2 先住民族問題と教育 3 アイヌ民族に関する法律(案) 4 「アイヌ民族に関する法律」(アイヌ新法)に関する要望書 5 アイヌ民族の復権運動と差別表現を考える 6 アイヌ民族の歴史と実態を東北に求めて 7 外部講師の依頼で、アイヌ民族を語った 8 作文「差別」 竹内公久枝 第7章 「アイヌ民族共有財産裁判」 1 共有財産返還問題の本質と経過 2 アイヌ民族共有財産の発生と歴史的経過 3 地裁・高裁での取り組みと判決の特徴、課題は何か 第8章 身辺雑記 1 自宅の新築について 2 野菜・果樹を育てて 3 スクラップブック 第9章 英語の教育実践 1 3分間スピーチの実践 2 高校1年で、何をどう教えているか 3 竹内公久枝さんの作文「差別」を英文にして 4 戦争体験の聞き取り調査を英文にして 5 北海道での人権教育 6 アンネ・フランクの実践 7 英語スピーチコンテスト —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 大脇徳芳(おおわき・のりよし) 1935年(昭和10年)、北海道沙流郡平取村に生まれる。 新冠村・元神部小学校、新冠小学校をへて新冠中学校卒業。 静内町・静内高校をへて浦河町・浦河高校卒業。 1955年、北海道学芸大学函館分校1類中学コース文科入学。 1957年、北海道学芸大学札幌分校1類中学コース文科(英語科)転入。1959年卒業。 様似中学校、浦河高校、苫小牧東高校、札幌東商業高校の英語科教師を務め、1996年、定年退職。その間、「少数民族問題懇談会」を立ち上げ、会長としてアイヌ民族の権利回復運動や「アイヌ共有財産裁判」の支援活動などに携わる。 現在、「少数民族懇談会」顧問、「札幌浦高会」顧問、「プロジェクト・ウエペケレ」メンバー。著書に『ポロ リムセ——少数民族懇談会23年の歩み』(アイワード)。
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《世界》がここを忘れても——アフガン女性ファルザーナの物語
¥1,980
9.11後のNATO侵攻、タリバン政権の崩壊と混乱、そしてISの台頭…… 激動のなか、それでも国内で暮らし、あるいは難民キャンプで生活せざるをえなくなったアフガンの人々。とりわけ、虐げられてきた女性たちは、その後どうなったのでしょうか? 日本の「RAWAと連帯する会」代表の著者が現地での活動を通して知り合ったアフガンの女性たちから聞いた話を「ファルザーナ」という一人の大学生のストーリーに再構成し、美しい絵とともに紹介する〈解説付き絵本〉を制作しました。 清末愛砂 文 久保田桂子 絵 2020年2月刊 四六判/上製/88頁 本体1800円+税〔税込1980円〕 ISBN 978-4-909281-26-5 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【あらすじ】 パキスタンのアフガン難民キャンプで生れた大学生のファルザーナは、家族とともに、アフガニスタンの首都・カーブルで暮らしています。先進的な考えを持つ母や恩師の影響を受けて育った彼女の将来の夢は「弁護士になって、苦しんでいる女性を助ける」ということ。学校帰りには弁護士のレハナ先生の事務所に寄って、そこへ駆け込んでくる女性たちと接し、記録を取るボランティアをしています。しかし、女性に教育は不要と考える風潮や多発する自爆テロを受けて、親友のナーディアは学校に通うことが難しくなっていき……。 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 1972年生まれ。室蘭工業大学大学院工学研究科准教授。専門は、憲法学、家族法。主な著書に『自衛隊の存在をどう受けとめるか』(共編著、現代人文社、2018年)他多数。「RAWAと連帯する会」代表。
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ペンとミシンとヴァイオリン——アフガン難民の抵抗と民主化への道
¥1,650
どれほど過酷な環境にあっても教育こそが社会を変える——。憲法学・家族法とアフガニスタンのジェンダーに基づく暴力を研究する著者が見た、ペン(識字教育)とミシン(職業訓練)とヴァイオリン(芸術教育)の力で闘う、アフガニスタン女性革命協会(RAWA)などのエンパワメントの記録(写真集)。 清末愛砂 著 2020年8月刊 四六判/並製/100頁(カラー50頁) 本体1500円+税〔税込1650円〕 ISBN 978-4-909281-27-2 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 RAWAを訪ねる旅へ 第1章 難民キャンプを歩く 〈Iー11キャンプ〉〈バレリーキャンプ〉〈SAAJS〉 第2章 ヘワド高校の自由のための教育 第3章 分断された街ペシャーワル 第4章 首都カーブルの風景 第5章 学びを通した女性のエンパワメント 〈OPAWC〉〈HAWCA〉 第6章 AFCECOの子どもの夢と生活 哀れみの涙ではなく、ともに闘う勇気を —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 1972年生まれ。山口県出身。室蘭工業大学大学院工学研究科准教授。専門は、憲法学、家族法、アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力。「RAWAと連帯する会」共同代表。
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朝鮮人「徴用工」問題を解きほぐす——室蘭・日本製鉄輪西製鉄所における外国人労働者「移入」の失敗
¥2,090
「外国人労働者問題」は80年前から起きていた—— なぜ「徴用工」訴訟が起きるのか? そもそも朝鮮人労働者が北海道や九州にきたのはなにゆえなのか? 「徴用工」問題を解きほぐして見えてきた、今の「外国人労働者問題」につながるこの国の〈労働政策の失敗〉と〈未払い金の総額〉。地道な検証作業で複雑な問題をわかりやすく《見える化》した本。 木村嘉代子 著 2021年8月刊 四六判/並製/212頁 本体1900円+税〔税込2090円〕 ISBN 978-4-909281-37-1 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 序章 朝鮮人労働者——いわゆる「徴用工」とは 第1章 室蘭で死んだ10代の「徴用工」の少年たち 第2章 日本製鉄輪西製鉄所の誕生 第3章 戦時体制下の労働のあり方 第4章 朝鮮人労働者の集団移入計画 第5章 日本にきた朝鮮人労働者の状況 第6章 軍需産業に組み込まれた朝鮮人労働者 第7章 朝鮮人労働者はどのように管理されたか 第8章 「産業戦士」にされる朝鮮人労働者 第9章 「徴用工」を働かせる労務管理者の訓練 第10章 敗戦と朝鮮人労働者の解放 第11章 「未払い金」をめぐる日本政府の対応 第12章 GHQが管理した北海道における「未払い金」 第13章 北海道から韓国へ——遺骨返還の旅 終章 徴用工裁判と日本企業の責任 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 木村嘉代子(きむら・かよこ) 北海道生まれ、静岡県・新潟県育ち。1990年からフリーライターとして東京で女性誌や情報誌などに携わる。ロンドン・パリでの活動を経て、現在、札幌を拠点に社会問題を取材し、雑誌・機関誌・英字新聞などに執筆している。
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精神保健福祉の実践——北海道十勝・帯広での五〇年
¥2,200
「精神障害者」と呼ばれる人たちとどう向き合ってきたか——。「精神保健福祉士」(PSW)という国家資格ができる前から精神保健福祉の先進地・北海道十勝地方で精神科ソーシャルワーカーとして奔走してきたベテランPSWの〈へぐりさん〉が、自問自答しながらその波乱に満ちた半生を振り返った、対人福祉援助に関わる人必読の本。PSW7仲間による、さまざまな現場で役立つ〈へぐり語録〉も収録。 小栗静雄 著 「へぐり語録」編集委員会 編 2021年6月刊 A5判/並製/240頁 本体2000円+税〔税込2200円〕 ISBN 978-4-909281-34-0 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 [第一部]精神科ソーシャルワーカー五〇年⋯⋯小栗静雄 第1章 新人ワーカーの苦悩と十勝の先進性 第2章 越境するソーシャルワーカー 第3章 社会の中のソーシャルワーカー 第4章 ソーシャルワークは終わらない [第二部]仲間が紡ぐ「へぐり語録」 北海道十勝の保健師/坪井一身/大辻誠司/今井博康/黒木満寿美/栗野明子/三品斉 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 小栗静雄(おぐり・しずお) 1945年、北海道帯広市生まれ。日本福祉大学卒業。精神保健福祉士。NPO法人十勝障害者サポートネット顧問。 1969年、帯広市の総合病院にただ一人の精神科ソーシャルワーカーとして入職。1989年から10年間、日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会北海道支部長。2005年、NPO法人十勝障害者サポートネットを立ち上げる。現在、同法人の顧問をつとめながら介護サービス包括型グループホーム事業所の現場にも立っている。 【編者紹介】 今井博康 (いまい・ひろやす)⋯⋯「へぐり語録」編集委員 1960年、広島県三次市生まれ。北翔大学教授。精神保健福祉士。 大辻誠司 (おおつじ・せいじ)⋯⋯「へぐり語録」編集委員 1962年、北海道芦別市生まれ。砂川市立病院認知症疾患医療センター副センター長。精神保健福祉士。 三品斉 (みしな・ひとし)⋯⋯ 「へぐり語録」編集委員 1963年、北海道旭川市生まれ。岩見沢市立総合病院に勤務。精神保健福祉士。社会福祉士。
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ふまねっと運動のすすめ——認知機能を改善する高齢化地域の健康づくり
¥2,200
あみを踏まずに歩くだけで高齢者の「注意力」「集中力」「記憶力」がアップする、ふまねっと運動。だれでもできる、どこでもできる、楽しくできる筋トレいらずの運動だから、いま、国が進める「ポピュレーションアプローチ」の実践例としても注目され、全国の介護施設や行政の健康づくり講座に広まっています。運動に参加した高齢者自身が「指導者」になれるのも大きな特長。地域社会での「認知症予防」「孤立防止」「介護費削減」にも役立つ、そのノウハウを本書でわかりやすく解説しています。 北澤一利 著 2021月5月刊 A5判/並製/204頁 本体2000円+税〔税込2200円〕 ISBN 978-4-909281-35-7 C0077 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに 第1章 ふまねっと運動の概要 第2章 歩行と認知機能を改善する理論と指導法 第3章 高齢者を指導者として養成する方法 第4章 市町村を支えるふまねっと運動の実績 第5章 住民主体の健康づくりで市町村が果たすべき役割 あとがき 参考文献 認定NPO法人ふまねっとから —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 北澤一利(きたざわ・かずとし) 1963年生まれ。静岡県出身。筑波大学体育専門学群卒業。同大大学院体育学研究科健康教育学専攻修了(体育学修士)。札幌医科大学大学院公衆衛生学講座修了(医学博士)。2004年、北海道教育大学教育学部釧路校助教授時代に学生とともに「ふまねっと運動」を開発。現在、認定NPO法人ふまねっと理事長。著書に『健康の日本史』(平凡社新書)、共著に『運動+(反)成長――身体医文化論Ⅱ』(慶応義塾大学出版会)、『健康ブームを読み解く』(青弓社)など。
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新たな時代の〈日韓連帯〉市民運動[寿郎社ブックレット4]
¥1,100
国家間の関係が最悪の今こそ、市民による「日韓連帯」の共同体験を体験を掘り起こし、バージョンアップさせることで、政治権力に翻弄されない新たな関係を構築する——。ナショナリズム、レイシズムの暗雲をはねのけ、新たな「日韓連帯」の可能性を、日韓関係の研究者・交流事業の実践者たちがさまざまな角度から探った論考集。 玄武岩・金敬黙 編著 2021年3月刊 A5判/並製/96頁 本体1000円+税〔税込1100円〕 ISBN 978-4-909281-33-3 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに 第一部 問題提起 1970年代から80年代の「日韓連帯運動」から考える「連帯」のあり方⋯⋯李美淑 「日韓連帯」の再検討に必要な視点とは何か⋯⋯金敬黙 被害者的優越意識から脱して「日韓連帯」のバージョンアップを⋯⋯玄武岩 第二部 現場からの報告 「日韓誠信学生通信使」の成果と可能性⋯⋯小田川興 「南北コリアと日本のともだち展」における日韓NGOの経験⋯⋯寺西澄子 枝川朝鮮学校でのアートイベントとその後——コミュニティの越境を目指して⋯⋯明石薫 第三部 座談会⋯⋯玄武岩/金敬黙/李美淑/小田川興/寺西澄子/明石薫 おわりに —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【編著者略歴】 玄武岩(ヒョン・ムアン) 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究員教授。メディア文化論、日韓関係論。著書に『コリアン・ネットワーク——メディア・移動の歴史と空間』(北海道大学出版会、2013年)、『「反日」と「嫌韓」の同時代史——ナショナリズムの境界を越えて』(勉誠出版、2016年)など。 金敬黙(キム・ギョンムク) 早稲田大学文学学術院教授。早稲田大学韓国学研究所・所員、アジア研究所・所長。平和研究、アジア研究、トランスナショナル市民社会論を研究・活動領域としている。編著書に『越境する平和学』(法律文化社、2019年)など。
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被曝インフォデミック
¥1,210
原発事故後10年をへても放射線による健康被害は軽視・無視され続けている。政府のいうトリチウムの安全性、モニタリングポストの数値、被曝線量の単位シーベルトを信じてはならない——。〈内部被曝〉を利用したがんの放射線治療に従事してきた医師による警告の書。 西尾正道 著 2021年3月刊 A5判/並製/132頁 本体1100円+税〔税込1210円〕 ISBN 978-4-909281-32-6 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 はじめに 第1章 棄民政策を続ける原子力ムラの事故後の対応 第2章 放射線治療医として 第3章 閾値とICRPの数値の欺瞞性 第4章 原発事故による放射線被曝を考える 第5章 隠蔽され続ける内部被曝の恐ろしさ 第6章 長寿命放射性元素体内取り込み症候群について 第7章 トリチウムの健康被害について あとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 西尾正道(にしお・まさみち) 1949年生まれ。函館市出身。札幌医科大学卒業。1974年、国立札幌病院・北海道がんセンター(現・(独)国立病院機構・北海道がんセンター)放射線科勤務。2008年、同センター院長、2013年より名誉院長。日本医学放射線学会放射線治療専門医。日本放射線腫瘍学会名誉会員。日本頭頸部癌学会名誉会員。日本食道学会特別会委員。「市民のためのがん治療の会」顧問。著書に『放射線健康障害の真実』『がん患者3万年と向きあった医師が語る正直ながんのはなし』『患者よ、がんと賢く闘え!』(以上、旬報社)、『被ばく列島』(小出裕章氏との共著、KADOKAWA)など。
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家族[北海道くらしのうた4]
¥1,100
天井裏に言い忘れていた言葉がある——。歳月があざなう家族の禍福と郷愁。戦後の雑踏をのたくってきた男が古希を過ぎて纏めた鎮魂の第一詩集。《北海道くらしのうた》第4弾。 田中秀穂 著 2021年1月刊 四六判/上製/48頁 本体1000円+税〔税込1100円〕 ISBN 978-4-909281-31-9 C0092 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 家族 クロッカス 病棟の朝 蜘蛛 転校生 長男誕生 百舌鳥 菜洗橋 手紙 家 帰郷 太郎 小市民 阿佐ヶ谷 「トム」のこと 「おりゅうさん」のこと 夏来たる あとがき —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 田中秀穂(たなか・ひでほ) 1949年、島根県大田市生まれ。北海道滝川市在住。
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世界のひきこもり——地下茎コスモポリタニズムの出現
¥1,980
いじめ、うつ病、虐待、貧困……共通因子が見えてくる、ひきこもり歴35年の著者によるネットを通じた驚天動地の対話集。ひきこもりは日本特有の現象でも〈甘え〉によるものでもなかった!? 世界13カ国の当事者の声を聞け。 ぼそっと池井多 著 2020年10月刊 四六判/並製/288頁 本体1800円+税〔税込1980円〕 ISBN 978-4-909281-29-6 C0036 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 ●はじめに——地面を掘って国境を越える ●フランスのひきこもりギードの場合⋯⋯「ぼくは孤独が好きなんだ。パソコン、ベッド、安らぎがあれば十分さ。」 ●フランスのひきこもりテルリエンヌの場合⋯⋯「ひきこもりになんて、なりたくなかった。」 ●中国のひきこもり ●アメリカの元ひきこもりショーン・Cの場合⋯⋯「“伝統的な男性性”をぼくに期待するパパは敵だと思った。」 ●アレゼンチンのひきこもりマルコ・アントニオの場合⋯⋯「いじめる側を擁護する学校なんてごめんだ。」 ●インドのひきこもり ●インドの元ひきこもりニティンの場合⋯⋯「私たちは自分自身になるために少し時間が必要なだけなのです。」 ●イタリアの社会心理学者マルコ・クレパルディとの対話⋯⋯「彼らを助けたい、いや、『ぼくら』を助けたいのです。」 ●父との最後の電話 ●パナマ共和国のひきこもりヨスーの場合⋯⋯「ぼくはゴミだ。カスだ。負け犬だ。このままでは死んでしまう。」 ●フランスのひきこもりアエルの場合⋯⋯「ひきこもりになってぼくはようやく自分を生き始めた。」 ●スウェーデンのひきこもり ●バングラデシュのひきこもりイッポの場合⋯⋯「ぼくは自分で自分を部屋に監禁するようになったのさ。」 ●フィリピンのひきこもりCJの場合⋯⋯「日本のひきこもりはなんて恵まれているんだ!」 ●カメルーンの元ひきこもりアルメル・エトゥンディの場合⋯⋯「解決や成功を得る場所は、“社会”の中だけとは限らない。」 ●北朝鮮のひきこもり ●フランスのひきこもりジョセフィーヌの場合⋯⋯「醜くて、軽蔑に値して、病的であるのは社会の方よ。」 ●台湾の映画監督盧德昕との対話⋯⋯「ひきこもりにとって理想的な世界はどんなものですか。」 ●おわりに——ひきこもりのインタビュー論 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 ぼそっと池井多(ぼそっといけいだ) 1962年、横浜生まれ。東京都下在住。ひきこもり当事者や経験者の声を発信するメディア「ひきポス」の編集委員。 大学卒業を目前に控えた就職活動中にひきこもり始め、以後、形態をさまざまに変えながら断続的に35年ひきこもっている。 2017年、世界ひきこもり機構(GHO)を創設。近年は、長期化・高齢化したひきこもり当事者とともに、家族の語らいの場「ひ老会」や「ひきこもり親子公開討論」を主催している。
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ハッピーライフ
¥1,650
朝、夫は見知らぬ人になっていた——。喜びも悲しみも絶望も希望もない〈穏やかで均された世界〉を人は望み、それを手に入れた。だから、人はみな、「入れ替わる」——。 北大路公子が描かずにはおれなかった〈もう一つの日常〉。心揺さぶる初の濃密な連作短編集。 北大路公子 著 2020年9月刊 四六判/上製/112頁 本体1500円+税〔税込1650円〕 ISBN 978-4-909281-30-2 C0093 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 第1話 均された世界 第2話 穏やかな人々 第3話 絵の中の女 第4話 理想の街 第5話 本当の家族 第6話 回収日 第7話 墓 第8話 灰色の雪 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 北大路公子(きたおおじ・きみこ) 1960年代、北海道札幌市生まれ。文筆家。 2005年、ネットの公開日記をまとめた『枕もとに靴——ああ無情の泥酔日記』で寿郎社からデビュー。著書に『最後のおでん』『ぐうたら旅日記——恐山・知床をゆく』(以上、寿郎社)、『生きていてもいいかしら日記』『私のことはほっといてください』(以上、PHP文芸文庫)、『ロスねこ日記』(小学館)、『苦手図鑑』(角川文庫)、『流されるにもホドがある』(実業之日本文庫)、『いやよいやよも旅のうち』『石の裏にも三年』(集英社文庫)など。
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だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態
¥1,980
安倍政権下での“上意下達”の〈超管理教育〉の危うさを訴えるとともに〈学び〉の本質をさまざまな角度から掘り下げた、教師・保護者必読の書。 「これおかしくないですか?」 ●職員会議が、管理職からの指示をパソコンで伝える場となっている。 ●ほとんどの小学校教諭が「英語」を教える免許を持っていないのに、英語の授業をさせられている。 ●授業時間が詰まり過ぎていて、子どもたちは給食を15分で食べなければならない。 ●教員の仕事量は年々増え続けているのに、「働き方改革」で「残業するな」と管理職から言われる。そのために教員はみな家に仕事を持ち帰っている。 ……ほか。 平山裕人 著 2020年4月刊 四六判/並製/228頁 本体4500円+税〔税込4950円〕 ISBN 978-4-909281-28-9 C0037 —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【目次】 第1章 四〇年で小学校教育はこんなに変わった 第2章 知られざる小学校の行事と驚きの教育内容 第3章 日本の教育史から「学び」を考える 第4章 ブラック化する現代教育 第5章 保護者に知っておいてもらいたいこと —*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*— 【著者略歴】 1958年、北海道小樽市生まれ。北海道教育大学卒。1981年から小学校教員となり、北海道内の小学校数校に勤務したのち、2019年に“平教員”のまま定年退職。現在、小樽市の自宅でひっそりと私塾を経営。『シャクシャインの戦い』(寿郎社)、『アイヌ地域史資料集』『ワークブック アイヌ・北方領土学習にチャレンジ』『アイヌ語古語辞典』『アイヌの歴史——日本の先住民族を理解するための160語』(以上、明石書店)など著書多数。
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絵描きお遍路さんの四国八十八カ所御朱印付きポストカード集〈第8集〉香川11カ寺
¥748
体力自慢の富良野の画家イマイカツミさんが四国八十八ヵ寺を描いて廻るという前人未到の歩き遍路に挑戦。その体験記『難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた』(2019年10月刊)の口絵が、88枚のポストカードになりました。 イマイカツミ 2019年11月発売 ポストカード11枚+イマイカツミの絵描きお遍路さん日記(4頁冊子) 本体680円+税〔税込748円〕 ISBN 978-4-909281-25-8 C0071 【収録寺名】 第78番 郷照寺(香川県宇多津町) 第79番 天皇寺(香川県坂出市) 第80番 国分寺(香川県高松市) 第81番 白峯寺(香川県坂出市) 第82番 根香寺(香川県高松市) 第83番 一宮寺(香川県高松市) 第84番 屋島寺(香川県高松市) 第85番 八栗寺(香川県高松市) 第86番 志度寺(香川県さぬき市) 第87番 長尾寺(香川県さぬき市) 第88番 大窪寺(香川県さぬき市)
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絵描きお遍路さんの四国八十八カ所御朱印付きポストカード集〈第7集〉香川11カ寺
¥748
体力自慢の富良野の画家イマイカツミさんが四国八十八ヵ寺を描いて廻るという前人未到の歩き遍路に挑戦。その体験記『難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた』(2019年10月刊)の口絵が、88枚のポストカードになりました。 イマイカツミ 2019年11月発売 ポストカード11枚+イマイカツミの絵描きお遍路さん日記(4頁冊子) 本体680円+税〔税込748円〕 ISBN 978-4-909281-24-1 C0071 【収録寺名】 第67番 大興寺(香川県三豊市) 第68番 神恵院(香川県観音寺市) 第69番 観音寺(香川県観音寺市) 第70番 本山寺(香川県三豊市) 第71番 弥谷寺(香川県三豊市) 第72番 曼荼羅寺(香川県善通寺市) 第73番 出釈迦寺(香川県善通寺市) 第74番 甲山寺(香川県善通寺市) 第75番 善通寺(香川県善通寺市) 第76番 金倉寺(香川県善通寺市) 第77番 道隆寺(香川県多度津町)
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絵描きお遍路さんの四国八十八カ所御朱印付きポストカード集〈第6集〉愛媛10カ寺・徳島(香川)1カ寺
¥748
体力自慢の富良野の画家イマイカツミさんが四国八十八ヵ寺を描いて廻るという前人未到の歩き遍路に挑戦。その体験記『難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた』(2019年10月刊)の口絵が、88枚のポストカードになりました。 イマイカツミ 2019年11月発売 ポストカード11枚+イマイカツミの絵描きお遍路さん日記(4頁冊子) 本体680円+税〔税込748円〕 ISBN 978-4-909281-23-4 C0071 【収録寺名】 第56番 泰山寺(愛媛県今治市) 第57番 栄福寺(愛媛県今治市) 第58番 仙遊寺(愛媛県今治市) 第59番 国分寺(愛媛県今治市) 第60番 横峰寺(愛媛県西条市) 第61番 香園寺(愛媛県西条市) 第62番 宝寿寺(愛媛県西条市) 第63番 吉祥寺(愛媛県西条市) 第64番 前神寺(愛媛県西条市) 第65番 三角寺(愛媛県四国中央市) 第66番 雲辺寺(徳島県三好市)
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絵描きお遍路さんの四国八十八カ所御朱印付きポストカード集〈第5集〉愛媛11カ寺
¥748
体力自慢の富良野の画家イマイカツミさんが四国八十八ヵ寺を描いて廻るという前人未到の歩き遍路に挑戦。その体験記『難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた』(2019年10月刊)の口絵が、88枚のポストカードになりました。 イマイカツミ 2019年11月発売 ポストカード11枚+イマイカツミの絵描きお遍路さん日記(4頁冊子) 本体680円+税〔税込748円〕 ISBN 978-4-909281-22-7 C0071 【収録寺名】 第45番 岩屋寺(愛媛県久万高原町) 第46番 浄瑠璃寺(愛媛県松山市) 第47番 八坂寺(愛媛県松山市) 第48番 西林寺(愛媛県松山市) 第49番 浄土寺(愛媛県松山市) 第50番 繁多寺(愛媛県松山市) 第51番 石手寺(愛媛県松山市) 第52番 太山寺(愛媛県松山市) 第53番 円明寺(愛媛県松山市) 第54番 延命寺(愛媛県今治市) 第55番 南光坊(愛媛県今治市)
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絵描きお遍路さんの四国八十八カ所御朱印付きポストカード集〈第4集〉高知6カ寺・愛媛5カ寺
¥748
体力自慢の富良野の画家イマイカツミさんが四国八十八ヵ寺を描いて廻るという前人未到の歩き遍路に挑戦。その体験記『難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた』(2019年10月刊)の口絵が、88枚のポストカードになりました。 イマイカツミ 2019年11月発売 ポストカード11枚+イマイカツミの絵描きお遍路さん日記(4頁冊子) 本体680円+税〔税込748円〕 ISBN 978-4-909281-21-0 C0071 【収録寺名】 第34番 種間寺(高知県高知市) 第35番 清瀧寺(高知県土佐市) 第36番 青龍寺(高知県土佐市) 第37番 岩本寺(高知県四万十町) 第38番 金剛福寺(高知県土佐清水市) 第39番 延光寺(高知県宿毛市) 第40番 観自在寺(愛媛県愛南町) 第41番 龍光寺(愛媛県宇和島市) 第42番 仏木寺(愛媛県宇和島市) 第43番 明石寺(愛媛県西予市) 第44番 大宝寺(愛媛県久万高原町)
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絵描きお遍路さんの四国八十八カ所御朱印付きポストカード集〈第3集〉徳島1カ寺・高知10カ寺
¥748
体力自慢の富良野の画家イマイカツミさんが四国八十八ヵ寺を描いて廻るという前人未到の歩き遍路に挑戦。その体験記『難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた』(2019年10月刊)の口絵が、88枚のポストカードになりました。 イマイカツミ 2019年11月発売 ポストカード11枚+イマイカツミの絵描きお遍路さん日記(4頁冊子) 本体680円+税〔税込748円〕 ISBN 978-4-909281-20-3 C0071 【収録寺名】 第23番 薬王寺(徳島県美波町) 第24番 最御崎寺(高知県室戸市) 第25番 津照寺(高知県室戸市) 第26番 金剛頂寺(高知県室戸市) 第27番 神峯寺(高知県安田町) 第28番 大日寺(高知県香南市) 第29番 国分寺(高知県南国市) 第30番 善楽寺(高知県高知市) 第31番 竹林寺(高知県高知市) 第32番 禅師峰寺(高知県南国市) 第33番 雪蹊寺(高知県高知市)
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絵描きお遍路さんの四国八十八カ所御朱印付きポストカード集〈第2集〉徳島11カ寺
¥748
体力自慢の富良野の画家イマイカツミさんが四国八十八ヵ寺を描いて廻るという前人未到の歩き遍路に挑戦。その体験記『難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた』(2019年10月刊)の口絵が、88枚のポストカードになりました。 イマイカツミ 2019年11月発売 ポストカード11枚+イマイカツミの絵描きお遍路さん日記(4頁冊子) 本体680円+税〔税込748円〕 ISBN 978-4-909281-19-7 C0071 【収録寺名】 第12番 焼山寺(徳島県神山町) 第13番 大日寺(徳島県徳島市) 第14番 常楽寺(徳島県徳島市) 第15番 国分寺(徳島県徳島市) 第16番 観音寺(徳島県徳島市) 第17番 井戸寺(徳島県徳島市) 第18番 恩山寺(徳島県小松島市) 第19番 立江寺(徳島県小松島市) 第20番 鶴林寺(徳島県勝浦町) 第21番 太龍寺(徳島県阿南市) 第22番 平等寺(徳島県阿南市)
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絵描きお遍路さんの四国八十八カ所御朱印付きポストカード集〈第1集〉徳島11カ寺
¥748
体力自慢の富良野の画家イマイカツミさんが四国八十八ヵ寺を描いて廻るという前人未到の歩き遍路に挑戦。その体験記『難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた』(2019年10月刊)の口絵が、88枚のポストカードになりました。 イマイカツミ 2019年11月発売 ポストカード11枚+イマイカツミの絵描きお遍路さん日記(4頁冊子) 本体680円+税〔税込748円〕 ISBN 978-4-909281-18-0 C0071 【収録寺名】 第1番 霊山寺(徳島県鳴門市) 第2番 極楽寺(徳島県鳴門市) 第3番 金泉寺(徳島県板野町) 第4番 大日寺(徳島県板野町) 第5番 地蔵寺(徳島県板野町) 第6番 安楽寺(徳島県上板町) 第7番 十楽寺(徳島県阿波市) 第8番 熊谷寺(徳島県阿波市) 第9番 法輪寺(徳島県阿波市) 第10番 切幡寺(徳島県阿波市) 第11番 藤井寺(徳島県吉野川市)
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