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日露戦争前夜、函館で生まれた元娼婦の“令嬢”がゆく浦潮(ウラジオ)の迷宮街路〈ミリオンカ〉——。その〈静謐〉と〈暴力〉の風景を日本ハードボイルドのベテランが描く。名作『函館水上警察——ウラジオストクから来た女』の《正編》ともいえるもう一つの物語。
高城高 著
2018年3月刊
四六判/上製/438頁
本体2200円+税〔税込2420円〕
ISBN 978-4-909281-07-4 C0093
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【目次】
第一章 アドニス礼賛 一八九二年
第二章 ニンジンの花 一八九二年
第三章 氷上に咲く花 一八九二年
第四章 チェリョームハ冷え 一八九二年
第五章 イノバラの棘 一八九二年
第六章 ネコヤナギ芽吹く 一八九二年
第七章 真夏のストック 一八九二年
第八章 ジャスミン香る朝 一八九二年
第九章 コスモスの坂道 一八九二年
第十章 サラーナの花束 一八九二年
第十一章 曼殊沙華の墓場 一八九二年
第十二章 ぺんぺん草の名所 一八九二年
第十三章 サザンカ追想 一八九二年
あとがき
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【著者略歴】
高城高(こうじょう・こう)
1935年、北海道函館市生まれ。東北大学文学部在学中の1955年、日本ハードボイルドの嚆矢とされる『宝石』懸賞入選作『X橋付近』でデビュー。大学卒業後は北海道新聞社に勤めながら執筆を続けたが、やがて沈黙。2006年『X橋付近 高城高ハードボイルド傑作選』で復活を遂げ、08年〈高城高全集〉を刊行。そのほかの作品に時代警察小説〈函館水上警察〉シリーズや、『夜明け遠き街よ』『夜より黒きもの』(いずれも東京創元社)、『眠りなき夜明け』(寿郎社)といった〈孤高の黒服・黒頭悠介〉シリーズがある。
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