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初蝶通信【たろはなびとの本】

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北海道苫小牧市が生んだ”中高年詠み手の星”となりうる出口明彦のデビュー作にして最高傑作！
短歌初心者にもとっつきやすく刺激的な三三七首を収録。

出口明彦著

2014年7月刊
A5版／フランス装／156頁
本体2200円＋税〔税込2420円〕
ISBN 978ｰ4ｰ902269ｰ71ｰ0　C0092

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【目次】
昭和酔夢吟
カプセルの夜
貨物船忌
明日出る問題
少女の命運
お弁当アート
騒騒抄
懲役太郎
歩道橋の猫
狐の子
少年といふ方法
与太郎窮歌
枕詞のレッスン
幇間
ブコウスキーの骨
ロケットマン
モップの歌
光る目
歌の歌
十年
滴滴抄
男の子の裁縫箱
越冬歌
あとがき

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【著者略歴】
出口明彦（でぐち・あきひこ）
1955年生。2002年同人歌誌「太郎と花子」入会。松川洋子に師事。現在、同誌編集委員。工房を営む。最後の世代の文字職人。