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ハンセン病——差別者のボクたちと病み棄てられた人々の記録

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国立ハンセン病療養所の取材を朝日新聞の定年退職後も続けてきた三宅一志と人権問題に長年携わってきた福原孝治が、明治から平成まで続いた〈医療政策の闇〉分け入り記録した、療養所入所者たちの想像を絶するヵ国な人生。日本残酷物語。

三宅一志・福原孝浩 著

2013年5月刊
四六判/上製/236頁
本体2000円+税〔税込2200円〕
ISBN 978ー4ー902269ー60ー4 C0036

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【目次】
Ⅰ 癩患者・家族を「にんげん」と見ず「生殺し」にした医学・国策の冷血
Ⅱ 病み棄てられて——丸ごとの人生被害を聞く
 患者運動の先駆者
 母が言った「罪人じゃあ、ありません」
 三度命拾いして活動を続ける在日コリアン
 園内での積極交流で「仮孫」が千人
 正義は必ず勝つ
 不当な処遇と闘い続けて
 この人たちによって生かされた
 故郷に帰ることはないだろう
 壕掘りで沖縄戦をしのぐ
 強制堕胎を話さぬまま逝った母
 【解説】ハンセン病という病
 二十余カ所を渡り歩いて
 大学卒業後、大手商社に就職して再発
 在園七十年の生き字引き
  韓国・小鹿島を訪ねて
  沖縄・西表島を訪ねて
圧倒されたいのちの息づかい——あとがきに代えて
資料

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【著者略歴】
三宅一志(みやけ・かずし)
1947(昭和22)年、岡山県玉野市生まれ。1969(昭和44)年〜2009(平成21)年、朝日新聞記者。一貫して取材現場に立ってきた。29歳だった1977(昭和52)年、朝日新聞香川版に「ハンセン病の軌跡——大島青松園」を125回、単独で連載。翌年『差別者のボクに捧げる!——ライ患者たちの苦闘と記録』と改題して晩聲社から出版。ほかに『熟年放浪——清貧出会い旅』(文藝春秋)、『憲兵物語』(光人社)などがある。ハンセン病市民学会維持会員。

福原孝浩(ふくはら・たかひろ)
1941(昭和16)年、島根県益田市生まれ。兵庫県尼崎市の公立中学校勤務を経て帰省。34年前から在日コリアン問題や解放教育に取り組む。「国賠訴訟」で原告勝訴の判決が出た2001(平成13)年からハンセン病問題にかかわり、十数人の元患者らと親交を重ねる。益田市に同訴訟の原告側弁護士や療養所の入所者を招いて講演会を開いたり、学校・社会教育などの場でハンセン病問題を語る。ハンセン病市民学会会員。子ども支援塾経営。

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