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青い記念碑 教えるとは希望を語ること⸺1960年代の北見北斗高生・札幌開成高生への〈ことば〉と小池喜孝先生のこと

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ルイ・アラゴン、ロマン・ローラン、ゴーリキー、ドストエフスキー、ジャン・タルデュー、竹内好、丸山眞男、堀田善衛、中野重治、古在由重、小池喜孝……
「60年安保」の熱気が冷めやらぬ北海道の高校で、そのとき教師は何に悩み、何を生徒に伝えたのか⸺先人たちの〈勁いことば〉によって自他と真摯に向き合った国語教師の北見・札幌での青春の記録。

森山弘毅 著

2025年9月刊
四六判/上製/108頁
本体2000円+税〔税込2200円〕
ISBN 978-4-909281-71-5 C0037

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【目次】
まえがき

I 北見北斗高と札幌開成高の生徒たちへ
 ルイ・アラゴンとロマン・ローラン―私の生活信条
 「記憶から」と「記憶を超えるもの」
  「修身」と「非国民」の記憶
  人間の声を聞く
  十五年戦争と堀田善衛の思想
  アイヒマンに対する立場
 うたについて―「はやり歌」と「防人の歌」
  古事記歌謡のヘソなし解釈
  「はやり歌」と「防人の歌」
  共同の生活意識と類同の世界
 北見を去るにあたって
 こもごもの思い
  朝鮮戦争と「コミット」
  堀田善衛の言葉
  古在由重の『戦中日記』
  軍国主義の言葉
  真の「愛国心」とは
 K君、「わらび座」は君の大学だ
  「わらび座」というふるさと
  「学力テスト」をめぐる「手記」
  僕自身のもどかしさ
  「わらび座」の舞台

Ⅱ 一九六〇年代の北見北斗高校
 六〇年代前半の北見北斗高と小池喜孝先生―追悼・小池喜孝先生
  基本姿勢を形作った北見北斗の四年間
  小池喜孝先生の赴任
  小池喜孝先生の「伝説」
  『鼓動』と「私の戦后史」
  尾崎秀実『愛情はふる星のごとく』に関わる
  「文武両道」の中で
  高教組役選時の「策戦会議」
  「集団の中の私」というテーマ
  「井上伝蔵」と小池喜孝先生
  小池喜孝先生の「仲人口」

北見北斗高「三八期生」の私
あとがき

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【著者略歴】
森山弘毅(もりやま・こうき)
1937年(昭和12年)、京都市生まれ。1960年(昭和35年)、北海道大学文学部(国文学專攻)卒業。北見北斗高校・札幌開成高校の国語科教員を経て苫小牧高専教授、釧路公立大学経済学部教授。2003年(平成15年)、釧路公立大学名誉教授。日本歌謡学会会員。著書に『新日本古典文学大系62 田植草紙・山家鳥虫歌・鄙廼一曲・琉歌百控』(共著、岩波書店)、『金素雲「朝鮮民謡選」と日本の歌謡『』菅江真澄「鄙廼一曲」小論集』(いずれも無明舎出版)、『随想集窓の内そと』『回想録私の戦中戦後体験』(いずれも一耕社)がある。

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